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呼吸が深まるアロマセラピー

陰ヨガ講師、アロマセラピストの三浦綾子です。
今回は呼吸を深めてくれるアロマオイルのご紹介です。

朝晩肌寒くなり、秋の訪れを感じるようになりました。
乾燥しやすいこの季節は、呼吸器系のバランスを崩しやすい時期にもなります。
そんな時こそアロマセラピーを。

芳香浴は、ディフューザーやアロマライトなどを使って、空気中に精油(アロマオイル)を拡散させて鼻から香りを吸い込む、アロマセラピーの最も基本的で簡単な楽しみ方です。
香りの刺激が脳に伝わることで、精油が心身共に働きかけてくれます。

好きな香りに触れるだけでも、リラックスでき、ほっと一息できますが
精油の中でも更に呼吸器系を整えてくれる代表と言えばユーカリとティートリー。
どちらも同じフトモモ科で、そのスーッとした香りは気持ちを落ち着かせ、呼吸を深めて免疫力を高めてくれます。
その他、サンダルウッドやフランキンセンス、ベンゾインなどもおススメです。
特にこの3つの精油はグランディングも深めてくれるオイルなので、更に深い呼吸と共に心の安定をもたらしてくれます。
深い呼吸と共にグランディングを深めていく陰ヨガにもピッタリなオイルです。

香りのブレンドは、これらの精油だけでブレンドしても、お気に入りの精油をプラスしても。合わせて5~10滴程度、部屋の広さに応じて適宜調整してみて下さいね。

更にこれらのブレンドをホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどの植物オイルに希釈し、トリートメントオイルとして乾燥対策にも。
植物油20mlに対して精油4滴の割合で作って、お肌に優しく塗布してみて下さいね。
特に胸元や背中に塗布することで、より呼吸が深まります。

そして、呼吸を深めることは、自律神経を整え、冷えを改善することにも繋がります。
11月福岡開催の『冷えを改善する冬の陰ヨガ』では、冷え対策のブレンドを紹介させて頂きます。

三浦 綾子(Ayako Miura)

【プロフィール】
陰ヨガ講師。英国IFA認定アロマセラピスト(MIFA1004)。様々な環境の変化があった20代半ばにアロマセラピーとヨガに出会い、たくさんの恩恵を受ける。この二つの相乗効果と素晴らしさを多くの人に広めたいという思いから、2008年、福岡にアロマヨガスタジオとしてNatuaをオープン。陰ヨガ、Sivananda Yogaを担当し、市内ではアロマセラピー講師としての活動も続ける。現在もヨガとアロマセラピーを軸に時々旅を挟みつつ『バランスと調和』をテーマに日々探求中。
『aroma yoga Natua』 http://www.natua-web.com