陰の概念を伝えたい

ttnagoya

名古屋にて、陰ヨガ指導者養成講座〈ベーシック〉が、今週、火曜日から始まりました。いつものように、「陰ヨガとはなんぞや?」ってところから始まって、陰陽思想や陰ヨガの意味や効果などをプラクティスを通して学んでいきました。

陰陽思想の説明や陰ヨガについては、繰り返しになることも多いですが、自分の中ではいつも新鮮にお話をしています。この思想って、本当に飽きることのない哲学です。飽きないというより、自分自身がもっともっと深くなると、その理解度がもっともっと深くなり、話す言葉や内容にも厚みが増してくるので、私自身今どんな位置に立っているのかが明確になります。

今日のプラクティスのキーワードは、

全ての感覚を研ぎすます

でした。
午前中のプラクティスは、ヒップシリーズ。修了生も数人来ていて皆の体をアジャストしながらのクラス。呼吸に意識を戻すような作業を敢えて行ったプラクティスでしたが、さらにポーズから受ける体感に感覚を研ぎ澄ますようにインストラクションをしてみました。知覚の力を養ってほしかったから。まさに、”マインドフルネス陰ヨガ”かなと思います。

理論50%&プラクティス50%。

理論をもとにプラクティスをするから深まるのがヨガです。私の陰ヨガは、陰の極に向かっていく陰ヨガをしています。敢えて、できるだけ陽を交えないで「陰」を見てみようという試みです。私たちの健康を支える体の「陰」の機能を高めたいからです。そうすることで、ライフスタイルに根ざした陰ヨガができるから。それは、アーサナだけに留まらない陰ヨガです。ヨガの枠を越えたところにある、日常だったり、ライフスタイルだったり、生き方だったりに到達できるような陰ヨガ。改めて、そんな自分のやってきた陰ヨガを確認した初日でした。私は、陰という概念を伝えたいのだなと再確認した日でもありました。

緩めた心身の先にあるひらめきは、自然に陰が陽に転化したもの。陰が極まれば、自然に陽になるわけです。そして、陽の領域に入ったら、大地を踏みしめて、大きくジャンプして、ダイナミックに動いていくのです。

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