易の教え:持っているものは他にシェアをすること

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先日の午前中、汗をかいた後に、ランチに洋食屋さんでご飯食べたいなぁ〜と思って、以前から気になっていた銀座界隈のお店。元祖オムライスだそう。大きな声では言えませんが、味は個人的にあまり好きじゃなかった(笑。けど、いつもすごい並んでる。元祖!ってブランドも売りになるんですね。

ブランドって何だろう?

って考えてみました。

よくヨガの先生でも、他の分野の先生でも、あまり教えてくれない先生がいます。「それをやるのは、まだ早い!」とか言って。思いつく例は、結構あります(笑。「どうやってアジャストしてるんですか?」って聞いてもはぐらかされるとか。きっと真似されたら、自分だけの技術やブランドがなくなるっていう発想なのかもしれません。(悪口的になってすいません・・・汗&笑)

そんなタイプの人は、簡単に真似できるものしか持ってないという言い方もできるし、それだけの技術しか持ち合わせてない勉強不足な人かもしれないし、ただ人の真似だけしていて、自分で考えて指導をしていないとか、自分の先生を神化していて(有神論的に。)、盲目的についていきすぎとか(往々にしてこのタイプは考えないで真似だけするので、自分の柱や信念がなくなる。)、、、いろいろな理由が考えられますが、陰陽の根底にある哲学からは、きちんと教えずにはぐらかすのは、NGなことなのです。

陰陽の元となる易の教えでは、自分が持っている技術は、他にシェアをしなさい、ということが説かれています。でも、それは、何でもかんでも自分を犠牲にして分け与えることではなくて、ヨガの技術を持っていたら、その仕事に一生懸命従事して周りの人を幸せにしようということです。自分の持っているもの・・・技術とか、お金とか、何でも・・・それは世のため人のためにに使いなさいということです。

私にとって指導者とは、そんな責任と喜びをもった職業の人。決して、上から目線で偉そうにすることではありません!

ちなみに、私がその話を聞いて思い浮かんだのが、先日撮影をしてくださったカメラマンのこと。あれだけのカメラの技術の高さは、世のため人のために使うべきだと思います。そして、彼女は一生懸命その技術を磨いてシェアしてくれています。私だけでなく、他の人もとてもハッピーにしているに違いありません。他人がハッピーになった分、きっと彼女には何十倍ものハッピーが回り回ってやってきているに違いないと思います。

私も、そんな指導者であり続けたいと思っています。

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