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2016年1月の陰ヨガ:睡眠の質を向上する陰ヨガ

Junostyleでは、毎月テーマに沿って陰ヨガをご紹介しています。
「今月の陰ヨガ」1月のテーマは、「睡眠の質を向上する」です。

陰ヨガ:「足首の柔軟性を高める陰ヨガ」
経絡シリーズ:「安眠を促す陰ヨガ」


大事な冬の養生=安眠

睡眠を充実させるというのは、大切な冬の養生のひとつです。冬は、自然界の気の働きが陰(いん)へと動き、エネルギーを補充する季節です。中医学は、やるべきコトをやるべきタイミングで行うことが健康の秘訣と説いていますが、冬の時期は、エネルギーの浪費を抑え、回復・補充することが大切です。つまり、睡眠を充分に取ることが冬の大切な養生となります。


一方、睡眠に関して悩んでいる現代人は、5人に1人の割合でいると言われます。睡眠に関するトラブルと一口にいっても、ベッドに入ってもなかなか寝付けない、眠りにはつけるがすぐ目が覚めてしまう、まったく眠れないで朝になってしまう、夢を多く見るなど症状はさまざまです。


不眠の原因は、心(しん)のアンバランス

中医学では、不眠の主な原因は、心のアンバランスと捉えます。深く眠くるためには、腎に宿る陰の気が十分必要になります。「陰」が不足すると、体の中の熱を冷ます力が低下し、心のアンバランスが起こります。五行でいうと、腎が属する水のエネルギーが、心が属する火のエネルギーをコントロールできなくなるからです。忙しく休まる時がない人や、ストレスや過労によりエネルギーを過度に消耗してしまっている人に多く見られるタイプです。


血(けつ)が不足すると、心のアンバランスが起こります。心が休まるには、十分な血が身体にめぐることが必要です。血が不足した状態だと、疲れているのに眠れない、寝つけてもぐっすり深く眠れないといった状態になりがちです。特に、女性は、月経があることから、血が不足する傾向にあるので、こうした症状には注意が必要です。


陰ヨガは、中医学の考え方をベースに、そのシークエンス(ポーズの流れ)により、特定の身体の不調の改善を期待することができます。それが経絡シリーズです。今月の陰ヨガは、良い睡眠を促すための陰を補う陰ヨガと、心を休める血を補う陰ヨガプラクティスがテーマです。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
現在、シンガポール在住。全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:http://junostyle.jp/ownerblog/