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2015年4月の陰ヨガ:基本に戻ること

Junostyleでは、毎月テーマに沿って陰ヨガをご紹介しています。
「今月の陰ヨガ」4月のテーマは、「基本に返る」です。

ベーシック&アドバンス:「基本のバタフライ」
経絡シリーズ:「緊張を和らげる陰ヨガ」
月経シリーズ「春に改善したい肝の巡り」

基本に返ることは自分の成長を見守ること

バタフライは、陰ヨガの初歩的なポーズのひとつです。陰ヨガの概念を理解し、体現しやすいポーズのひとつです。「基本に立ち返る」というのは、何事においても大切なことです。例えば、1年という時間は、春夏秋冬をただ同じように循環しているだけではなく、一通り四季を経験した2度目の春は、新たな芽吹きがあります。だから、基本に返れる人は、それまでの経験という土台を強固なものにし、さらなる成長や飛躍を遂げています。今月は、陰ヨガの基本に忠実になってみます。これから陰ヨガを始めるという人は、陰の基礎をバタフライでまずは体験してください。慣れてきた人は、もう一度、バタフライで陰ヨガの基本を見直してみましょう。たかかポーズですが、されどポーズ。ご自分の体と呼吸で見直す陰ヨガは、日常生活にもさまざまなヒントを与えてくれるでしょう。

春は本来の自分に立ち返るとき

始まりの時期は、何かと緊張する場面が多いかと思います。適度な緊張はプラスに働くものの、長時間の過度な緊張は、交感神経を優位にし続け、休息が上手にとれず、安眠が妨げられることもあるでしょう。人は、力んでいるときより、リラックスしているときに、本領が発揮できると言われます。肩のチカラが抜けない状態では、呼吸も満足にできず、気の巡りも悪くなることから、思考も行動も制限されてしまうからです。中国最古の医学書「黄帝内経」(こうていだいけい)も、冬眠から目覚めて、自由に陽気がスタートを切るためには、春はのびのび過ごす事が大切であると説いています。今月の経絡シリーズは、気の巡りを助ける「肝」と「肺」にフォーカスし、本来体が持っている自然治癒力を最大限に生かせる状態を見つめ直す陰ヨガプラクティスです。

また、「女性の先天は肝」と言われるように、もともと女性の生理として備わっている月経をスムーズにするのは「肝」です。過度な生理痛やイライラなどが起きるのは、「肝」の気がアンバランスであるサイン。自然界の陽気が発生し始め、少しずつ身体の代謝が活発になる春は、「肝」が一生懸命に気を巡らそうとします。月経シリーズは、「肝」の巡りのバランスを整える陰ヨガプラクティスです。

渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰のあるライフスタイル」を提案。特に、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。指導者養成にも積極的に取り組む陰ヨガ講師。

  • 現在、シンガポール在住。
  • 全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
  • 渡辺純子のブログ:http://junostyle.jp/ownerblog/