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冷えを改善する陰ヨガ

こんにちは。渡辺純子です。

2016年11月の陰ヨガのテーマは、「冷えを改善する陰ヨガ」です。

冷えは万病のもとと言いますが、多くの女性が冷えという不調を持っているようです。体の冷えは、免疫力を低下させます。また、血行の循環を悪くします。血液は、体の隅々まで栄養を運び、潤いを与えていますので、血行が悪くなると、内臓の健康やお肌の調子を悪くすることになります。

冷えは老化のサイン

冷えの原因は、いくつかあると思いますが、中医学の観点から見ると、腎陽(じんよう)の機能低下の現象です。腎陽とは、元気のこと。代謝活動を維持させたり、体温を保つ働きのことです。つまり、腎陽が弱いと、代謝が悪くなり、内臓の活動が弱くなったり、太りやすくなったり、慢性疲労や冷えが起こります。
腎は、生命維持のエネルギーを蓄えているところ。腎は、生きていくための気を貯蔵している大切な役割を担う内臓です。腎は、老化とともに自然に衰弱しますが、寝不足や栄養不足など不規則なライフスタイルによってさらに弱くなります。女性は7の倍数、男性は8の倍数で腎の元気が変化し、女性は35歳から、男性は40歳からは衰えが目立ってきます。だから、体の冷えは、老化が進んでいるというサインなのです。逆に、冷えの改善は、老化を遅らすために大切なことです。


冷えは免疫力低下の原因

体温が下がると、免疫力が低下すると言われます。私たちの皮膚には、衛気(えき)という防御する気が備わっていて、細菌やウイルスなどが体内に侵入しないように防御しています。これを私たちが普段使っている言葉に置き換えると、皮膚表面の免疫力です。冷えが生じると、体を循環する気が減り、気血の流れが悪くなり、体表に気が運ばれず、この皮膚を守ってくれる衛気も弱くなります。特に、秋は木々が葉を落として枯れるように、自然界の空気は乾燥していきます。免疫力だけでなく、潤いを与えるスキンケアの観点からも、冷えは改善すべき事柄なのです。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:http://junostyle.jp/ownerblog/