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ストレスに負けない心をつくる陰ヨガ

こんにちは。渡辺純子です。
2018年5月の陰ヨガのテーマは、「ストレスに負けない心をつくる陰ヨガ」です。

現代社会では、ストレスはつきもの。ストレスをゼロにすることは不可能と言っても過言ではないでしょう。だから、ストレスと上手に付き合うことは、健康的なライフスタイルを送るために大切なことです。しかし、ストレスに負けてしまって、心の不調をきたしてしまっている方も少なくないようです。Junostyle Studioで開催している『女性のための陰ヨガとアロマセラピー《陽の季節編》』でも、“ストレス”がテーマの回に多くの申込みがあることからも、それが伺えるでしょう。

では、どうやってストレスに負けない心をつくったらいいのでしょうか。

まずは、「流す」ができること。溜め込まず、外に出せるということ。何か気になることがあっても、そこに囚われず、“タッチアンドゴー“ができるということです。中医学によると、肝は気血の巡りを司っているため、この「流す」を助けます。デトックスして毒素を出す力でもあります。長時間ストレスにさらされて「流す」ができないと、精神に不調をきたし、食欲不振、元気が出ない、不眠、無気力やうつなどの症状が出てしまうことも。だから、自分なりの「流す」を見つけることが大切です。

それから、「回復」すること。ストレスによって疲労が溜まったら、リラックスすることや休息を取ることなど、“陰のアクション”で必ず「回復」することが必要です。中でも、私が最も大切にしているは、“眠る”こと。だから、質のいい“眠る”を実現するために、陰ヨガで緩む時間を大事にしています。
“眠る”力は、陽(活動)の源。次の日のパフォーマンス力とも繋がるパワーです。忙しい現代人に必要な集中力やスピード感を与えてくれる能力の源です。だから、積極的に緩む時間を見つけて「回復」を促すことは、健康的に生きる土台でもあるでしょう。

今月は、陰ヨガプラクティスで「流す」と「回復」を行っていきます。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/