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心身の声を聴く

こんにちは。
ジュノスタイルの若林純子です。

2024年2月のテーマは「心身の声を聴く」です。
皆さんは、日常の中で自分を見つめる時間はありますか。体の健康、心の状態、呼吸の深さ、呼吸、食欲の有無、睡眠の質、全般的な健康状態などに丁寧に気を配る時間のことです。

ほんの些細な不調が大きな病気に繋がることもあります。丈夫な方は過信をしているかもしれません。虚弱な方は心配しすぎて、逆に、疲労を増幅させているかもしれません。
「体は資本」と言いますが、生活全般から大きな仕事に至るまで、健康であることは全ての資本なのです。些細な不具合を見過ごさずに「中(ちゅう)」に戻す努力は大切です。

健康への態度は自身の在り方

まずは、自分の心身の声を聞いてみましょう。ヨガは体で表現するものですから、直接体のことがわかります。凝りがあったら当然不健康ですし、食欲がない、鼻が出るなどは不調の現れでしょう。現代人は「仕方ないよね。」が横行しています。「皆、そうだからいいんだ。」と思いがちですが、人としての原点に立ち返ってみると、やはり不調は調和のない状態です。日々、生活をしていたら当然アンバランスは起きます。しかし、それをバランスしようとする気持ちや在り方が、日常生活から仕事の在り方まで大きく影響してくると私は思います。
美や健康に気を配っている人は、何事にも丁寧だと感じますし、健康維持のためのルーティンを持っている人の暮らしは美しいです。その態度は、心もどんどん透明にします。

心身の声は自分自身の土台

一人の人としての原点に返るというのが、ジュノスタイルらしい在り方です。
Junostyle (a Journy to the Unique, Natural and Own way of LifeStyle)は、「自分のライフスタイル(人生の歩み方)を探す旅」です。別の言い方をすると、「自分の在り方を見つけていく旅」です。旅とは進む過程を含めた「道」のことです。
皆さんは、個人として、家庭の中で、社会の中で、どういう在り方をしたいですか。

心身の声をきちんと聞いてあげることは、自分自身の土台を構築する第一歩でもあります。健康でいようとすると、いい状態ばかりに注目しがちですが、見直す時は、実は不調の時です。

私は、時折「気象病」と言われる不調を感じることがあります。雨や雪など天気が崩れてくると、頭痛や首・肩の凝りがひどくなるのです。そんな時こそ、体調に合わせて陰ヨガだったり、軽い陽ヨガを無理ない程度にします。完璧に思い通りの健康体に戻らないことの方が多いですが、凝り固まった体が少しでも気血が通る感覚になれば「よし!」としています。何故なら、まずは、その生活態度が最も大切であり、結果は(もちろん健康体に完璧に戻れば言うことなしですが)ただ自然にやってくるだけのものだからです。
心身の声を聞く時は、苦しいことも、楽しいことも、素直に、真っ直ぐ、逃げずに聴いてあげてください。

今月も皆様のご参加お待ちしています。

  • *Junostyleは、全米ヨガアライアンス認定スクールです。RYT200とRYT500の両資格の取得が可能であり、ヨガから瞑想までトータルで学べるヨガスクールです。特に、陰ヨガがメインとなりますが、ヨガを通して精神や心の質を高めることに注力しています。(詳細は>>>こちら
  • *過去のワークショップを一定期間視聴できます。見逃した方、まとめて学習やプラクティスをしたい方におすすめです。詳細等は、オンデマンド〈見逃し配信〉をご覧ください。

若林純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
若林純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/