人間が本来持つ、ナチュラルバランスを取り戻すヨガ
Junostyleの「陰ヨガ」は、中国思想の中枢である「陰陽五行思想」に基づき、体を巡る経絡(気の通り道)に意識を向けています。
陰ヨガの大きな特徴のひとつに心身のリラックス効果があり、陰ヨガは深い呼吸と優しいアサナ(ポーズ)を用い、体の奥深くの微細な筋肉をほぐしていきます。中医学の知識を元に組み立てた陰ヨガのシーエンスは、生理痛、PMS、浮腫み、便秘など女性にありがちな心身の不調の改善にもつながります。
心身をゆるめることを目的としているので、瞑想に近い感覚を得られるのも大きな特長のひとつ。長く続けるうちに、心が穏やかになり、ざわついた気持ちに落ち着きが生まれます。
陰ヨガは、ゆっくりとポーズをとっていきます。
ひとつのポーズで通常3分以上、深い呼吸をしながら、筋肉の力をできるだけ抜いていきます。そうすることで、靭帯、腱、筋膜など、主に関節回りの柔軟性を高め、関節の可動域(動きの範囲)を広げます。
関節の動きが広がると、体がより開くようになり、結果、ハタヨガなど動きのあるヨガももちろん、ヨガ以外のアクティブな運動においてもダイナミックに体を動かすことができるようになります。陰ヨガをした後に、「股関節が軽くなった」、「歩きやすくなった」という声が多く聞かれるのもこのためです。
陰陽五行思想では、自然と調和した生活が、心身を健康に導くとされています。陰ヨガには、様々な外界のストレスや刺激で乱れがちになる体内の陰陽バランスを整えるための智慧がたくさん隠されています。
Junostyleの陰ヨガは「陰の概念に忠実な陰ヨガ」
Junostyleでは、陰陽五行思想の概念を大切に、心と体をリセットできる時間と空間づくりを目指しています。ここで、陰陽思想における「陰」と「陽」の関係について、ご説明します。
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➢ 陰陽思想とは?
「陰」と「陽」という全く真逆な性質のエネルギーが、共存しているバランスのよい状態。太極図の丸い形は、「和」=中庸を表し、「陰」と「陽」のバランスが調和していることを意味しています。 -
➢ 太極図の黒と白
太極図において、白は「陽」、黒は「陰」を表します。でも、この白の中にも小さな黒があり、黒の中には小さな白があります。つまり、絶対的な「陰」や「陽」はない、100%の「陰」も「陽」もないということが示されています。
「陰」は下降し、地に返るエネルギー。「陰」が極まる冬は、葉が落ち、根っこに全てのエネルギーが集結され、次春の芽吹きのために蓄積します。やがて、春をすぎ、夏になれば、太陽に向って上昇していく「陽」のエネルギーで満たされます。
春夏秋冬の1年の動きのように、私たちも自然の変化のように、成長したり、創造したりしながら、バランスと変容の中に生きています。
自分のこれまでを振り返り、本当に大切なモノや瞬間に出会うために「空っぽ」になる時間。日常のなかにそんな「陰」時間をたくさん持つことで、心と体に、大地をしっかり踏みしめ、大きなジャンプをする力強さとしなやかさが生まれます。
自身の大切な目標に気づき、一歩を踏み出すことが、私たちの人生において多くのことを可能にします。
Junostyleが最終的に応援したいのは、そんな「陽」の輝きなのです。