2015年6月の陰ヨガ:正座の効果と足のむくみ
Junostyleでは、毎月テーマに沿って陰ヨガをご紹介しています。
「今月の陰ヨガ」6月のテーマは、「正座の効果と足のむくみ」です。
ベーシック&アドバンス:「正座の効果を実感しよう!」
経絡シリーズ:「足のむくみを改善するための陰ヨガ」
陰ヨガのポーズには、「正座」というポーズがあります。正座は、膝が痛くなる、足がO脚になるなどのネガティブな面が言われがちですが、適度な正座は、健康にとってプラスの効果をもたらすという意見もあります。
姿勢を正して骨盤をニュートラルに
プライベートレッスンで足のむくみでお悩みの方を指導する場合、まず、股関節を開くヒップシリーズを行いますが、骨盤をニュートラルにするために、正座をプラクティスに加えることが多いです。
かかとの上に座り、正しく正座をすることで、骨盤が前傾も後傾もせずに上手に立ちます。
姿勢が自然に正されると、背骨が本来ある形に戻ります。骨盤が正されることで気血の流れがよくなり、むくみの解消へと繋がります。
現代人は、スマホやパソコンを使う時間が長く、どうしても姿勢が悪くなりがち。
1日のリセットに、軽く正座をすることで、本来持っている自然な正しい姿勢を取り戻す時間をもてるとよいでしょう。
腰痛や肩こりなどの不調改善の第一歩にもなります。
足首の柔軟性をアップし、むくみ解消へ
女性に多く見られる下半身のむくみ。足首の柔軟性を高めるだけでも、かなりのむくみを解消できます。
むくみは、不要な水分やリンパが体内に滞留することで起こりますが、立ち仕事やオフィスで座りっぱなしの方など、同じ姿勢を長時間強いられることで慢性化しがちです。
陰ヨガで行う正座は、足首を無理なく開き、血流やリンパの流れを助けます。冷えの改善にも効果的です。適切な修正やサポートを行うことで、お年寄りや膝の不調がある方でも各自に合わせた正座のポーズを楽しむことができます。
ランニングやスポーツをされる方にも、足首の柔軟性アップのためにオススメしたいポーズのひとつです。
- *「今月の陰ヨガ」は、ジュノスタイル東京&ジュノスタイル京都、及びJunostyle-YinYogaOnlineSelfPracticeでお楽しみ頂けます。
渡辺純子
株式会社ジュノスタイル代表取締役。Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰のあるライフスタイル」を提案。特に、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。指導者養成にも積極的に取り組む陰ヨガ講師。
- 現在、シンガポール在住。
- 全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
- 渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/
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