講師登録
コラム一覧へ戻る

お肌の保湿を促すアロマブレンド

こんにちは。渡辺純子です。
今月の陰ヨガのコラム「お肌の保湿を促す陰ヨガ<前編>」で記載したように、中医学から考えると、お肌の潤いは肺と関係があります。アロマセラピーは、身体が持っている本来の自然治癒力や免疫力を高める働きがありますが、呼吸を促したり、リラックスさせたりすることにとても長けています。

呼吸を意識した時に、私がお部屋に焚くアロマは、ユーカリ、ローズマリー、ジュニパーベリー、ティートリー、サイプレス、パインです。特に、パインとローズマリーは大好きなので、登場する回数が多いです。薄っすらとほのかに香るパインは、静かに肺を広げる感じがして呼吸が深くなります。また、ローズマリーは、ガッツリと元気が出る香りなので、朝や仕事前などシャキっとしたい時にオススメです。

ティートリーも気軽に購入できることから、頻繁に使用します。他の香りともとても相性がいいので、どんな香りとブレンドしてもあまり失敗しないです。ティートリーは、肌に直接つけても大丈夫な数少ない精油の一つですが、虫刺されに使われることが多く、殺菌効果もあることから感染症予防に使われます。

このコラムで何度もご紹介していますが、中医学では、肌を外界からのウィルスや菌から守ったり、保湿を助ける役割をしている気のことを「衛気(えき)」と言います。ティートリーやユーカリは、この衛気を強める働きがあると言われています。これらのアロマは、気管支を強壮する効果が期待され、乾燥する時期の喉からくる風邪予防にもおすすめです。
お好きな香りを3つ選び、3滴ずつディフューザーに垂らしてみてください。さらに、お好みでレモンやグレープフルーツを3敵ほど垂らすと、シトラスのフレッシュな香りも混ざって、お部屋のとても素敵な香り空間になります。

私は、秋冬になると、これらのアロマ群からその日の気分で3つほどピックアップして、毎日リビングに焚いています。感染症を予防するだけでなく、お部屋の空気を浄化してくれて心地のいい空間を作ってくれます。風邪予防になるだけでなく、肺を強壮し、呼吸を促してくれるので、何も特別なことをすることなく、普段通りリビングで過ごしているだけで、呼吸が深まり免疫力や自然治癒力が高まっていきます。是非、お試しください。

Junostyle Yoga Studioでは、先月より『アロマ陰ヨガ』のクラスを不定期で開催スタートしました。今月のテーマである「お肌の保湿を促す陰ヨガ」に合わせて、美肌を意識したアロマを焚き、さらにJunostyleオリジナルアロマブロックを各自のマットに置いて、香りを楽しみながら陰ヨガを行います。 日時の詳細は、スケジュールページをご覧ください。

渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle〜自分らしい自然なライフスタイルを探す旅〜というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/