静けさのある陽ヨガをしよう
こんにちは。
ジュノスタイルの渡辺純子です。
「忙しい!忙しい!」と言ってバタバタしている時ほど、「仕事があまり進んでないな。」と思うことがあります。慌てて作業をすることでミスが起きることが多い気がします。そのミスのフォローのために、結局2倍の時間を使うことになります。例えば、誤字脱字だらけの文章をメールで送ってしまったり、受け取ったメールをちゃんと読まずに内容を早合点したり、郵便局に支払いに行こうとして振込用紙を忘れたり、些細なことから大きなことまで、ある種の失敗をします。
陰ヨガで落ち着いた様子を体験
できるだけその時行っている行動や行為に意識を向けて、マインドフルでいようと心掛けている時は、あまり変なことにはならないですが、逆に、間違いのあるメールを受け取ると「この人慌てているのだな。まずは落ち着こうよ!」と、私の心が騒ついてしまいます。そんな時は静かにそれを手放します。
陰ヨガやマインドフルネス瞑想は、適切にプラクティスすることで、静けさを養うことを助けてくれます。まずは、落ち着いた状態を心身に体験させることは大切です。落ち着いた状態そのものの経験がないと、日常生活の中で実践ができないからです。
静けさをもつ陽ヨガは本来のヨガ
アーサナの動きの中に陰やマインドフルネスの性質を持つと、静けさを纏った陽ヨガ(*注1)となります。すると、ポーズの動きそのものが、とても丁寧になります。アーサナと呼吸に余裕ができます。身体に対して優しく接することをしますし、無理を強いることもなくなります。至って自然にアーサナが行われます。
時に、先生に「お腹に力入れて。」と言われて、上手に力が入らないと感じることがあるかもしれません。でも、お腹に意識を置くことはできます。それだけでいいのです。陽の性質のみで陽ヨガをすると、「力が入らないなんて許せない!もっと頑張らないとだめだ!」と否定をして無理をします。それではヨガではありません。ただの苛めです。だから、アーサナには、静けさという陰の性質もないといけないのです。
静けさを失わずに忙しくすること
陽ヨガは、肉体的に日常の様子に近いヨガだと思います。動きがあるからです。だから、陽ヨガで培うこと、感じること、養うことは、日常にも反映しやすいと思います。スピード感を持って仕事をするのはいいことですが、そこに静けさが欠けていると、前述したミスや失敗が多くなるのだと思います。忙しい時は、静けさを失わずに急ぐこと。今日から実践してみてください。
(*注1) Junostyleでは、陽ヨガのことを、陰ヨガに対して陽ヨガと表現していますが、ヨガの種別でいうとハタヨガになります。アヌサラの手法も入っています。
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渡辺純子
株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/
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