梅雨時のむくみを改善しよう!
こんにちは。
ジュノスタイルの渡辺純子です。
2022年6月のレギュラークラスのテーマは「梅雨時のむくみ対策」です。
むくみは、女性の不定愁訴の一つですが、私もどちらかというと、不調がむくみとなって出やすいタイプなので、むくみによる身体の重たい感じや心のすっきりしない感覚はよく理解できます。
むくみの原因を探ろう!
中医学によれば、むくみの原因は水液の滞りと考えます。気の巡りが悪くなることで水分代謝がうまくいかなくなるから、不要な水液がふくらはぎや身体全体のむくみとなって現れます。
むくみの改善には、運動をしたりして汗で水分を排出したり、利尿作用を高めて尿として出すという手段が考えられます。肥満とも関係するかなと思います。甘いものや油の多いものを取り過ぎたりすることも、水分代謝の流れを止める原因となります。
寝不足も、気の不足となることから、健康的な巡りを妨げる要因となります。私は個人的に寝不足した時、塩分が多くなりがちな外食が続いた時は、むくみがちになります。
実は、先日、美肌のレッスンを受けていた際に、アドバイザーさんから指摘されたことで、ハッとしたことがありました。相談したことは「しみが増えたかも」というむくみとは関係のない内容だったのですが、更年期によるホルモンバランスの乱れの可能性を指摘された際に、そういえば、
「最近、気血の巡りが悪い感じがする。」
「むくみを感じる時がある。特に、ふくらはぎなど下半身。全体的に少し太ったかも。」
「若干、夜更かし気味で、寝るのが遅くなっているかも。」
「時々、肩こりなど身体のこりを感じるかも」
「夏に近づき、湿度が上がっている気がする。(→むくみの原因)」
ということを頭に浮かべました。さらに、食事について、少しお料理することが面倒に感じているこの頃でした。食材の品目を見直す必要性を感じました。そして、気の巡りを改善するライフスタイルを心掛けようと思ったのでした。
むくみ対策に陰ヨガをおすすめしたい理由
女性の場合、心の状態も大いに影響すると思います。溜め込みがちな人、心配しがちな人、執着心が強い人は、特に、女性特有とも言えるその思考や行動の仕方により、気の巡りを滞らせる傾向があるからです。
むくみ対策に陰ヨガプラクティスをおすすめする理由は、その性質にあります。
まずは、経絡を意識できること。むくみ対策のプラクティスの後は「すっきりしました!」というフィードバックもよく頂きます。経絡で言うと、脾胃経を中心に行うことが多いのですが、脾胃経は心配したり、執着しがちな人にもおすすめのプラクティスです。
そして、心身が落ち着くこと。副交感神経が優位になり、五臓の回復活動が行われるからです。呼吸も落ち着き、深呼吸が可能になると、気の巡りが改善していることに気がつくでしょう。身体と心と呼吸がリラックスして、ガチャガチャした心身の忙しい感覚を静かにしてくれます。静けさを持つことの大事さは、いつもお話している通りですが、心身を整えるための基本となります。
「雨の日は、憂鬱。」なんてことがないように、気の巡りを良くするプラクティスを行います。陽ヨガでは適度な運動量を保ち、陰ヨガでは心身の鎮静を誘い、マインドフルネス瞑想では心を整えていきます。
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渡辺純子
株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/