夏バテ予防の陰ヨガ
こんにちは。渡辺純子です。
2016年8月の陰ヨガのテーマは、「夏バテ予防の陰ヨガ」です。
夏は、暑さや湿気に体調が崩れやすい時期です。エネルギーが消耗し、体力が奪われるからです。主に、内臓が弱くなるこの時期は、基礎体力が低下しやすいと思います。最も陽の季節である夏は、そもそもエネルギーを発散・消耗する時期ですので、熱や湿に免疫力が負けてしまうと、夏バテの症状がでたり、風邪など不調を起こしやすくなってしまいます。
体を冷ます食材を取り入れること
暑さを避けるために、体を冷やしたらいいと思いがちですが、体を冷やすと免疫力が落ちてしまうので、クーラーのかけ過ぎや冷たいものの飲み過ぎには注意が必要です。夏の体のケアには、冷ます食材を取り入れることで暑気払いをするのが、体に最も優しい方法かと思います。トマト、きゅうり、ニガウリ、なす、冬瓜、すいかなどを毎日の食に取り入れるといいでしょう。これらの食材は、利尿作用もあるので、熱を冷ます他に水分代謝を促す効果も期待できるでしょう。⇒「夏バテ予防のニガウリ」
むくみの解消に陰ヨガがオススメ
夏バテをしてしまう女性の多くは、むくみやすい体質の方が多いようです。湿(しつ)に弱い体は、自然界に湿が多い日本に夏の季節には、なかなか体内から水分を出すことが容易ではないでしょう。ひとつは、トマトやきゅうりなどの利尿作用が期待できる夏野菜をより多く摂取すること。体内からキレイになるのが一番です!
夏に一番ダメージを受けるのは胃です。胃は湿に弱いからです。冷たいものを摂りすぎないことは大前提ですが、体調管理と基礎体力の維持のために、胃の強壮を促す「夏の陰ヨガ」を夏のライフスタイルに取り入れるといいでしょう。
- *「今月の陰ヨガ」は、ジュノスタイル東京、及びJunostyle-YinYogaOnlineSelfPracticeでお楽しみ頂けます。
渡辺純子
株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/
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