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夏に備える陰ヨガ

こんにちは。渡辺純子です。
2018年6月の陰ヨガのテーマは、「夏に備える陰ヨガ」です。

毎年、夏が来ると気をつけているのが、暑さと湿度に弱い“消化器の健康”。胃腸のことです。私は、疲れが胃にくることが多いので、暑くて湿気のある夏は要注意なのです。
中医学では、消化器は健康を保つための基礎となる内臓とされています。食べ物を消化吸収し、栄養(エネルギーの源)を取り入れるところだからです。消化器を表す「脾」と「胃」は、土の五行に属していますが、土の五行は大地ですので、作物が育つ場所でもあります。

そして、東洋医学を語る上で大事なポイントは、肉体だけでなく、精神や心も無視できない点です。体と心が一体となって人と見なすからです。

脾が秘める感情は、「思」です。気にかけたり、心配したりする気持ちのこと。
特に、女性の場合は、この「思」が顕著だと思います。女性は、女性らしい気配りができたりしますね。大地のように優しく包む雰囲気で気を使うことができる。男性にはない、女性らしい振る舞いの一つではないかと思います。私は、この女性らしさこそが、女性を成長させ、素敵にしてくれる要素なのではないかと個人的に思っています。
お母さんだったら、家族のことを気にしたり、子供のことを案じたり。それが、女性らしさであります。

しかし、そんな女性らしさもバランスが崩れるときがあります。そんな時は、その気配りが行き過ぎ、そこから離れられない。終わったことなのに、そこから意識が離れなくなって、執着しすぎてしまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。さらには、考えすぎてネガティブ思考にハマって抜け出せなくなったり。これもまた、女性の特徴ではないかと思います。バランスを保つには、内臓の元気を保つことです。

土の五行と「ネガティブ思考と執着心」については、現在、開催中の講座「女性のための陰ヨガとアロマセラピー」にて詳しくお話しています。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/