皆さま、こんにちは。
アロマセラピストの渡邉香織です。
今月のテーマは『不眠』と『更年期障害』についてです。

更年期障害とは、個人差はありますが年齢とともに体の機能が衰え、女性ホルモンのバランスが乱れることで、頭痛やほてり、イライラややる気が出ないなど、心身に病名のつかない不快な症状が出ることを言います。

そして更年期障害の症状の一つに不眠があります。
人は眠らないと体力が回復しない、記憶が整理できないなど日常生活に支障をきたします。そして不眠が続くと、うつなどの精神的な症状も現れやすくなってしまうのです。

閉経とともに乱れるホルモンバランスを上手にコントロールしてあげることで、心や体の不快な症状を香りで和らげることができます。

私がおすすめする香りはお花の精油です。
お花は見た目も香りもとても華やかで、女性特有の不調を整えてくれるものが多く、私たちの疲れた心と体を癒し慰めてくれます。心がほぐれることで体も緩み、心地よい眠りへと導いてくれる手助けをしてくれるのです。

おすすめのブレンドをご紹介します。

ネロリ
ベルガモット
パチュリ

気品のある女性を感じさせるネロリの聡明な香りは、感受性が強いがゆえに傷ついてしまう心を、安心させ落ち着きを取り戻してくれるでしょう。
爽やかな香りのベルガモットで心と体のバランスを保ち、スモーキーで深みのあるパチュリをプラスしエネルギーの回復を促せば、ストレスや緊張で眠れない夜を優しく包み込んでくれる心強いブレンドになるでしょう。

ラバンジン
ローズ
クラリセージ
パイン

ラベンダーよりもすっきりと爽やかな香りのラバンジン。
可憐なローズの香りは幸福感をもたらし、濃厚な甘さの中にやや苦味を感じるクラリセージはライラックカラーの可愛いお花を咲かせます。この3つのお花に気力を補うパインをプラスすることで、自信をなくした心を取り戻し深い愛情に満ち溢れる、まさに女性のためのアロマブレンドになるでしょう。

年末は大切な人と、アロマを焚いたお部屋でゆったり過ごし、新しい年を穏やかに迎えましょう。