私のむくみ対策:おすすめヨガポーズとアロマセラピー
こんにちは。
ジュノスタイルの若林純子です。
昨年くらいから、気圧の変化に敏感な身体になっているようです。気象病というのでしょうか。頭が重くなったり、痛くなったり。時に、首や肩の凝りも酷くなります。身体は、むくんで太ったみたいになり、ひどい時は気分も悪くなってぐったりします。
特に、私の身体は、湿度が高くなるとむくみ気味になるので、梅雨の時期は要注意です。気圧の変化にも上手にお付き合いできるように、6月から夏が終わるまでは、意識してヨガの時間を増やし、身体を整えていきたいと思っています。
“自分メンテナンス”ができる陰ヨガとその学び
陰ヨガでむくみ対策する場合、自分の体の特質から五臓の「脾」と「腎」をフォーカスします。むくみを解消する経絡を意識したプラクティスは、じっくりとむくみを解消してくれます。私がつくるシークエンスの多くは、ドラゴン2とサドルポーズをメインに、股関節をじんわりさせて、血液循環を促し、バックベンドで背骨を整えます。
1時間くらいプラクティスを行うと、身体がスッキリしていくのがわかります。最初の2〜3ポーズはいつものルーティンなのですが、その後はその日の身体の柔軟性に応じてポーズを決めていきます。股関節が緩みにくい日であれば、ヒップ系のポーズを続けます。腰が硬いなという時は、ツイスト系のポーズを繰り返し行います。このように、自分でシークエンスがつくれるようになると、自分メンテナンスを自由に行うことができます。 プラクティスが身体とピッタリ合うと、その後、頻繁にトイレに行きたくなります。それは、気血の巡りが起きたサインです。
まさに、陰ヨガのベース哲学となる陰陽五行説や中医学の知識を使っての“自分メンテナンス”です。陰ヨガのワークショップや指導者養成講座で学ぶ内容ですが、参加者の皆さんのフィードバックも「役立つ情報!ためになった!」というコメントが多いのも頷けます。
むくみには陽ヨガより陰ヨガがおすすめ!?
むくみ解消には、筋肉を動かして汗をかくこともいいと感じます。陽ヨガのツイストポーズなどもむくみにおすすめのポーズです。ただし、陰陽の両方のヨガをプラクティスしてきた経験から感じることは、むくみの解消には足首・股関節・背骨などの関節周りをスッキリさせておくことがポイントのような気がします。さらに言えば、筋肉ではなくその奥にある部位(筋、筋膜とも言えるでしょうか)の気の動きや流れがポイントであると感じます。特に、若い頃よりも年齢を重ねた現在において、そのような感覚が強いですが、皆さんの体感はどうですか。
お風呂のアロマでリラックス
さらに、夜の時間は、お風呂にはゆっくりつかってリラックスを心掛けます。アロマセラピーを併用する場合、巡りを促すジュニパーやローズマリーとリラックスするラベンダー(精油は合計5〜6滴程)をバスソルト(大さじ1くらい)で希釈して、その香りと効能を楽しみます。バスソルトを入れると、適度にじんわりと汗をかいてくるので、むくみ解消にはおすすめのお風呂グッズです。
自分の身体に気づくためのヨガ
巷には、いろいろな情報が溢れていますが注意が必要です。「むくみ解消」と一口に言っても、その対策方法はとても個別なものだからです。ある人には良い対策方法であったとしても、自分の身体には逆効果であることも。
ヨガをすることで気づくことですが、究極、自分の身体のことは自分しかわかりません。だから、いつでも微細な身体の変化に気づいてあげられる日常を送っていることが大事なのです。
ヨガを日常に取り入れるライフスタイルを送りませんか。
若林純子
株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle〜自分らしい自然なライフスタイルを探す旅〜というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
若林純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/