こんにちは。渡辺純子です。

2019年8月の陰ヨガのテーマは、「肩こり解消のための陰ヨガ」です。 レッスンをしていると、背中が硬いなという方が多いです。腰が硬い人、肋骨が硬い人、そして肩や首が凝っている人など様々ですが、ほとんどの方が肋骨が硬く動きにくい状態になっています。きっと、呼吸もしっかり身体の中に取り込めていないかも。肩甲骨のあたりをほぐす陰ヨガをしてアジャストメントを施すと、だいたいの方が、 「呼吸が深く入るようになりました！」 と言います。

オープンハートで行こう！

私の経験談。数年前にスパインシリーズがやりにくかった時期がありました。特にバックベンドが苦手で、陰ヨガのポーズ名でいうと「ピラミッド」がやりにくかった時期がありました。その時に私は、とても疲れていて、心が閉じていた状態でした。呼吸も非常に浅く、陰ヨガをすることで少し呼吸を取り戻している日々でした。

感情が身体を強張らせることが多々あります。むしろ、現代社会においては身体の不調は、心の不調の現れであるといっても過言ではないかもしれません。自然治癒力という本来元気に戻れる機能を生まれた時から自然に有している私たちであるはずなのに、慢性的な不調に慣れてしまって、健康体を思い出せない状態になっています。 だからこそ、日常の中に静かな時間を持って、積極的に自分を見つめる時間をつくってみて欲しいのです。ハートを開いて、自分を素直に見つめる時間です。

自分からの積極性

ヨガのいいところは、自分で療すことです。陰ヨガのプライベートレッスンをしているといつも感じますが、ご自分の呼吸でポーズを取りながら緩んでいくこの時間は、自分の身体に自分の意思でアプローチして、受け身でありながら積極的に自分を知っていくプロセスでもあり、心身ともに癒されていくのでとても意味のある時間だなと。

私は、ただ、生徒さんの身体のリズムと呼吸に寄り添うようにアジャストを施していくだけで、主役はポーズをとっているご本人です。だから、自然治癒力が高まり、本来の健康を取り戻していくのです。慢性的な肩こりや、心の詰まりがある方にオススメしたいシークエンスで今月は進めていきます。スタジオでお待ちしています。

• ＊「今月の陰ヨガ」は、ジュノスタイル東京でお楽しみ頂けます。