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多忙な女子の肩こりアロマブレンド

こんにちは。
アロマセラピストの渡邉香織です。

仕事でもプライベートでもパソコンやスマホが身近になった今日、肩こりは現代を代表する不調の一つと言っていいもくらい、肩こりがない方の方が少ないのではないでしょうか。
肩周りが硬くなると肩が内側に入りやすくなり姿勢が悪くなります。慢性的になると重い頭が前に出てくるので首にも負担がかかり、胸が縮まり呼吸も浅くなります。気分も落ち込みやすくなったり、内臓が圧迫され消化器系に影響が出たり。そして血液やリンパの流れも滞るので顔色が悪く、肌荒れが長引いたりと全身の不調にも大きく関係してしまいます。

このような筋肉の緊張や疲労から考えられる肩こりは、予防やセルフケアによって緩和することができます。それでは自然療法の一つアロマセラピー(芳香療法)のご紹介です。

肩こりで考えられる症状は、筋肉の緊張や、冷え、むくみなどによる血行不良です。この症状を緩和できる性格を持つ精油(エッセンシャルオイル)を使ってマッサージをすれば今起こっている症状を和らげることができます。

私がオススメするアロマブレンドは、マージョラム、ラベンダー、レモンです。
マージョラムのキーワードは「慰め」です。レモンは血を綺麗にし、巡りを良くしてくれる精油。そこにラベンダーを加えれば、疲れた体を癒し慰め、甘すぎない爽やかな香りが気持ちをスッキリとさせてくれるでしょう。

もう一つは、ローズマリー、オレンジ、シナモンです。
スパイスの一つであるシナモンの甘く情熱的な香りは、冷えた身体を温め疲れた身体をほぐしてくれます。ローズマリーでデトックスを促し、オレンジの優しい香りが心に穏やかさを取り戻してくれるでしょう。

肩周りはお顔に近いので、トリートメントの際は五感の一つである嗅覚を意識して、精神的にもリラックスできる自分の好きな香りをブレンドされると、より癒しの効果もアップします。

今夜眠りにつく前のスペシャルケアに、是非、お試しください。


★レモン、オレンジには光毒性があります。使用する際は2〜6時間は日光に当たらないように注意してください。
★シナモンはとてもパワフルな精油ですので皮膚が弱い方、妊娠中の方はお避けください。

「女性のための陰ヨガとアロマセラピー講座《陽の季節編》」開催中です。

渡邉香織

AEAJ認定アロマセラピスト及びインストラクター。女性のためのリラクセーションサロン「香なり家-yogaroma-」運営。『人間は自然から離れるほど病気になる』という言葉をモットーに日々の生活にアロマとヨガと取り入れ、心と身体のバランスを崩しがちな現代の女性に向けて、女性にやさしい自然療法を提案。
Junostyleの講座「女性のための陰ヨガとアロマセラピー」のアロマセラピー部門を担当。