陰ヨガ講師、アロマセラピストの佐藤昌美です。

寒さも少しずつ和らぎ、春の足音が聞こえる季節になりました。春の陽気が増す時期や季節の変わり目などに心身のバランスが不安定になる方が多いと思います。
アロマトリートメントのクライアントさんやヨガの生徒さんの中には生理不順や更年期障害の方が多くいらっしゃいます。

そのような場合に使用する精油は、女性ホルモンと似た作用のあるクラリセージ。
木の実を思い出す深く甘い香りが緊張を解きほぐし、リラックスさせてくれます。

クラリセージは、女性ホルモンのバランスを整えるとされ、PMS（生理前症候群）や更年期障害を緩和するなど女性の体に優しく作用してくれるので、入浴の時に天然の塩に精油を混ぜて浴槽に入れると蒸気とともに香る優しい香りが呼吸を深くさせてくれます。
私自身が冬の時期にバスソルトの中に入れる精油の組み合わせで一番多いものは、クラリセージとイランイランです。
甘く優しい香りが、一日の終わりに心身をリセットさせてくれて、「女性」という本来の場所へ戻してくれるように感じます。

香りを取り入れることにより、口角は自然と上がり、安定した女性らしさの「陰」のエネルギーが備わってくるようです。

◆バスソルト　１回分
　・天然塩　大さじ２
　・クラリセージ　３滴
　・イランイラン　２滴

ゼラニウム、ラベンダーとの合わせもオススメです。
芳香浴でもお試しください。