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冷え対策の陰ヨガ〜お尻を緩めよう!

こんにちは。渡辺純子です。
2020年2月の陰ヨガのテーマは、「冷え対策の陰ヨガ」です。

同じテーマのコラムを2018年1月にも書きました。前回のコラム『冷え対策の陰ヨガ』では、中医学をベースに冬の特徴である「寒」について書きました。陰の季節である冬に、いかに養生をするかが1年の健康状態を決めると言っても過言ではありません。2019年度一生懸命走ってきた方は、一度静かに立ち止まってみて、2020年度により健康かつ元気に活動するために、心身の健康を見直してみると良いでしょう。私も、その作業を年明けから行っています。

お尻から緩めるヒップシークエンスの効能

最近の陰ヨガのレッスンでは、「お尻から緩める股関節」にフォーカスを当てたポーズをよく入れています。丁寧にシークエンスを作って、お尻から緩めていくと股関節だけでなく、仙骨・腰から背中の緩みに差が出ます。特に、お尻の脇をアジャストにて緩めてあげると、落ち着きを取り戻せるだけでなく、骨盤のグラウンディングが深くなります。

スワンとスリーピングスワンのすすめ

冬は、寒さで血流が悪くなりがち。血液循環をよくすることが大切ですが、お尻周りの血行改善にフォーカスを当てると、「スワン」と「スリーピングスワン」がお勧めの陰ヨガポーズです。各ポーズとも個別で一つ一つ行う場合もありますが、続けて行うとより座骨とお尻にフォーカスしやすいので、チャイルドポーズで休まずに、2ポーズ続けて行う場合も多々あります。スワンからスリーピングスワンに移行するシークエンスをする場合もあれば、逆に、スリーピングスワンからスワンに移行する流れを組む時もあります。講師のシークエンススキルが問われるところですが、私は、その後に行うポーズや、クラス全体のテーマ、ピークポーズなどに合わせてシークエンスを自在に変えています。
お尻がすごく硬い方、反り腰気味の方、座骨のグラウンディングが得にくい方は、スリーピングスワンからプラクティスすると良いかと思います。

今月は、お尻周りを十分に緩ませ、骨盤・股関節周りの血行を改善する陰ヨガを行います。冷え改善にとても有効なプラクティスですので、冷えでお悩みの方、是非、いらしてくださいね。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/