アロマセラピスト、陰ヨガ講師をしています、佐藤昌美です。

夏の暑い時期に眠れない夜を過ごすことはありませんか？そんな時にオススメしたいアロマをご紹介いたします。
眠りにくい時に使われる代表的な精油はラベンダーですが、もうひとつ、ペパーミント精油もオススメです。特にこの時期、大活躍してくれます。

ペパーミント精油は、まずベースオイルに希釈してから、体の節である首の後ろや脇の下に塗り込んで使います。ペパーミントの熱を冷ます作用が体内の余分な熱を取り、体感温度を下げてくれます。また、爽やかな芳香が空気中の息苦しい湿っぽさを取り除いて、心地よい呼吸を促しながら安眠へと誘ってくれます。

そして、安眠のための芳香浴にはラベンダー精油も欠かせません。花の香りは、心を鎮めて気を巡らせてくれると言われています。私は、ラベンダー精油にすっきりとしたウッディーな香りのサイプレス精油を加えて芳香させ、眠る前のリラックスタイムを楽しんでいます。ラベンダーとサイプレスのブレンドは、芳香した時に透明感のある「洗練された女性」を私の中に連想させ、爽やかな風が通るような気分で睡眠へ誘ってくれます。

ラベンダー精油はこの時期、日焼けをした時のためにも常備しておきたい精油です。日焼けした肌は、軽いやけどをしたのと同じ状態です。ラベンダーは炎症を鎮め、肌を甦らせてくれます。冷却作用があるペパーミントとブレンドしたスプレーを作って常備しておくと、日焼けした後にも眠る前にも使えて便利です。

スプレー容器　　　５０ml
無水エタノール　　　５ml
グリセリン　　　　　５ml
ラベンダー精油　　　６滴
ペパーミント精油　　４滴
精製水　　　　　　４０ml
無水エタノール・グリセリン・精油を入れて混ぜ合わせ、精製水を入れてください。

自然の香りがもたらす心地よさの中で、「陰（いん）」という安らいだモードに入りながら、深い睡眠へと誘導される感覚に身を委ねてみてください。