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陰ヨガとアロマセラピーの共通点

こんにちは。渡辺純子です。

陰ヨガもアロマセラピーも、自然治癒力に働きかけて、心身の調和とバランスを促してくれますが、その癒しのツールにはいくつかの共通点があると感じます。

体に寄り添うコミュニケーション

陰ヨガもアロマセラピー(特に、施術時)も、深い感覚に入っていくと、自分の体に穏やかに話しかけるような空気感をもつことがあります。自分へやさしく話しかけて、コミュニケーションを取る動作です。私が陰ヨガをするときに心掛けていることがありますが、その時の体の状態に寄り添うことです。体が硬い日は、やさしくアプローチしますし、調子のいい時は、少し長めにキープ(静止)を楽しみます。
以前、尼をされている女性が言っていました。心は嘘をつくそうです。無理なのにできると思ってしまったり、こうありたいという欲があたかもできる自分を作ってしまったり。確かに、エゴが邪魔をすることは、日常生活の中でありますね。恐らく、ヨガで怪我をしてしまう人は、体と上手にコミュニケーションをとっていないからでしょう。


リラクゼーションから始まる心身の調和とバランス

人は、気で構成されていると考えるのは、ヨガの世界でも、アロマの世界でも同じです。プラナと呼んだり、オーラという場合もあります。気は、絶え間なく巡り、流れていることが健康な状態です。さらに、その流れは陰陽(いんよう)の調和に見られるように、自然治癒力によって、ある一定のリズムをもって巡っていることがポイントです。

気の流れは、身体面からも精神面からも影響しやすいセンシティブなものです。悲しい出来事があって、胸が詰まっても気は滞るし、単純に運動不足であっても気は滞ります。心身の調和とバランスを計ることは、本来の自分に戻ることでもあり、それは心身がリラックスしたときに起きやすいでしょう。陰ヨガもアロマセラピーも、心身の奥の方に働きかけて、体または心の芯からリラクゼーションを導きます。


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渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle〜自分らしい自然なライフスタイルを探す旅〜というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/