こんにちは。
ジュノスタイルの若林純子です。

Zoomオンラインを中心としたレギュラークラスの2月のテーマは『呼吸の変化に気づくこと』です。新潟のスタジオで行っているスモールグループのレッスンにおいても、毎月のテーマを元に陰ヨガやマインドフルネス瞑想を行っています。
テーマがあると、プラクティスがしやすい面もあります。理論と実践を50%ずつで進めていくことも学びを深めてくれます。不思議なことに、毎月どんなテーマをピックアップしても、ヨガにもマインドフルネス瞑想にも、理解が深まる内容となっているという実感があります。年の初めに12個分のテーマを決めるのですが、1年間これらを丁寧に吟味し続けていくことは、私にとっても、皆さんにとっても、大きな蓄積となっていることでしょう。

呼吸と関わることは、自分自身と関わること

呼吸を意識することは、ヨガの特徴の一つです。伝統的なヨガであれば、呼吸への意識は必ず行います。私も、常に呼吸を大事にしています。アーサナを通して、自分自身を見つめる作業は、“呼吸と関わること”とも関係するからです。呼吸は、私たちの体と繋がっています。心とも繋がっています。だから、体（アーサナ）を通して自分を見つめる時、微細な呼吸の変化に気づくことは、とても大切なのです。

ヨガのアーサナをしている時は、体が硬いと呼吸も浅いことに気がつきます。背中がリラックスすると、心も緩み、呼吸が変化して少し深くなります。
マインドフルネス瞑想をしている時は、呼吸に意識を置くので、呼吸の様子がよく見えます。心が落ち着いていないと呼吸も落ち着いてないですし、不自然な呼吸をしていることも多々あります。静かに座ることで、呼吸の繊細さが感じられるでしょう。

“現代人は呼吸が浅い”ということをよく耳にします。ストレスや運動不足により、体が実際に硬いことで呼吸が浅いケースや、不安や焦りなどの心理的な影響により、自律神経のバランスが崩れることで呼吸が浅くなるケースなど、その理由は様々ですが、一番の問題は、多くの人が、自分の呼吸の浅さに気がついていないことではないでしょうか。
または、気がついていても、あまり関心を持っていなかったり、「仕方ない」と諦めていたりすることです。

呼吸の状態は、今の自分を表しています。呼吸と関わることは、自分自身と関わること、つまり、日々の生活の仕方、人生の歩み方とも関わる大事なことなのです。

日々の呼吸の変化に気づいてみよう！

ヨガをしている時も、日常生活をしている時も、是非、呼吸に意識をおいてみてください。今どんな呼吸をしているのか、荒々しい呼吸なのか、落ち着いた静かな呼吸なのか、浅いか深いか等々・・・。

大事なことは呼吸をコントロールせずに、自然に手放しておくことです。それが、気づきの第一歩です。「こうしたい！」「あーしたい！」を解き放ち、呼吸が自然に生まれるようにして、呼吸が自然に大気中に消えていくのをただ感じるだけにします。そこには静寂さがあるはずです。“今ここ”に存在している感覚もあるでしょう。

今月は、『呼吸の変化に気づくこと』をテーマに、深く丁寧にプラクティス＆解説をしていきます。皆様のご参加お待ちしています。

• ＊「zoomによるオンラインレギュラークラス」の詳細は、Junostyleのウェブサイトをご覧ください。

• ＊Junostyleは、全米ヨガアライアンス認定スクールです。RYT200とRYT500の両資格の取得が可能であり、ヨガから瞑想までトータルで学べるヨガスクールです。特に、陰ヨガがメインとなりますが、ヨガを通して精神や心の質を高めることに注力しています。（詳細は＞＞＞こちら）

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