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むくみと冷えに栄養満点のかぼちゃ

こんにちは。渡辺純子です。

梅雨の時期から夏にかけて、一番気をつけたい五臓は脾・胃です。消化力をキープしておくことは、健康と美にとても大切な事柄です。中医学でいう健康の源は、気血をしっかり体内で作ること。そして、必要な時に使う(巡る)ことができることです。


むくみと冷えの関係

むくみは水分代謝が上手く行われてないことで起こります。本来は、老廃物など不要になった体液などは体外に出されて、必要な水分だけが体に残されるべきですが、代謝代謝を行うための気が不足していると、排出しようとしてもそのパワーがなくて流れません。
水は、冷たい質をもっていることから、不要な水分が体内に溜まると、冷えを起こすことが多いです。特に女性は、筋肉量が少ないことから、気を巡らすパワーが男性に比べて弱いので、むくみ体質の方に冷え性も多いのではないでしょうか。
また、逆に、冷えを伴う体質は、そもそも気が不足しているので、気を巡らす力が弱いために、熱を生み出すことができず冷え性になりやすいのです。気を巡らす力がないと水分の代謝も悪くなり、むくみも発生します。


脾と腎の健康を考える

水分代謝がうまく行かないのは、五行(五臓)でいうと、脾と腎が大きく関係しています。脾は気を作り栄養にするところ、腎は気を保存するところです。梅雨〜夏にかけて最もダメージを受けやすい脾から健康を見直してみましょう。

脾には、黄色の食べ物がよいとされています。かぼちゃがその一つです。かぼちゃは、ビタミンやカロテンなど栄養価が満点!つまり、気を補い、体力つけてくれるので、気が不足(気虚)している人にオススメの食材です。また、温める性質があり、利水作用もあることから、水分代謝が上手く行かず冷え性の人にぴったりなのです。

渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle〜自分らしい自然なライフスタイルを探す旅〜というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
日本漢方養生学協会による漢方養生指導士(漢方スタイリスト)及び薬膳アドバイザー。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/