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妊婦さんがお勧めする陰マタニティ

こんにちは。Junostyle Yogaで陰ヨガのクラスを担当している輿水真麻です。

妊娠6ヶ月の時に、渡辺純子先生の陰マタニティのクラスに行きました。

それまでは、つわりが重く、ヨガもお休みしていました。安定期に入った時、そろそろ身体を動かしたいと思いましたが、初めての妊娠で慎重になっていたので、自分で好きに動かすよりも、1番最初は信頼できる先生から教わりたいと陰マタニティのスケジュールを確認しました。しかし中々体調が優れず、外出もままならなかったので、まずはとインターネットやマタニティ雑誌からマタニティヨガがどんなものかを検索することにしましたが、そこには通常ヨガで妊娠中は禁忌とされているポーズが数多く紹介されており、何を信じたらいいのかわからなくなりましたので、そのまま体調が回復するまで待ちました。

安心感を与える陰マタニティ

Junostyleが考案している陰マタニティのクラスは、マタニティ向けにカスタマイズされた陰ヨガクラスです。ボルスター等を使ってポーズを緩和させたり、ベルトを使った肩のストレッチや、首やハムストリングスのストレッチも行います。私が長く親しんでいるクリパルヨガもそのような動きを取り入れるので、私には自然な流れでした。

先生のクラスに行く少し前に、自宅で久しぶりに陰ヨガを行いました。なるほど身体はよくわかっているのか、自然と緩和したりストレッチを取り入れたりしていました。先生のクラスでも同じようなことをしていたのですが、実際に、先生にお会いして、きちんと教えていただくのは、自宅で行うのと「 安心感 」が全く違う!と感じました。

この、「 安心感 」を得られたからこそ、その日から陰マタニティを行い、毎日気持ちよく過ごすことができています。妊娠すると、身体も心も大きく変化します。普段当たり前に行っていたポーズも、身体が言うことを聞かず、思うように行えなかったり、呼吸も落ち着いてできなかったりします。


心と体を解放させる陰ヨガならではのリラックス

cat&cowで吸う時、肩がお腹と連動しているようで、中々いつものように動かせませんでしたが、先生の言葉で何回か繰り返すうちに、ふと感覚が蘇り、スムーズに動かすことができました。胸やお腹が大きくなるにつれ、肩や腰がガチガチになってくるので、ツイスト系のポーズが気持ち良く、自宅でもよく行いますが、先生にアシストしていただくと、気持ちの良さは何倍にもなります。クラスを終えた後は、全身に血が行きわたり、肩や腰がほぐれ、どっしりと落ち着いた陰ヨガならではの感覚が残って、少し座っていたくなります。

これから迎える出産は、陰の極みです。それに向けて、この大好きな陰ヨガを再開できたこと、そして新たに陰マタニティの世界を知ったことは、とても貴重なことだと思っています。まだ経験していないので不安はありますが、出産するその時まで、陰ヨガを行なっていれば、なんとかなるのではとポジティブに考えています。

こわばった関節のスペースを広げるように呼吸し、じんわりと緩んでいく陰ヨガで、変化した心と身体を解放させるのは、すてきなリラックスの方法だと思います。
そして、リラックスするだけでなく、やわらかくなった腰や股関節は、妊娠した身体の違和感やトラブルも解消してくれます。

すべての妊婦さんに、この陰マタニティを心からオススメします。
本当に毎日が気持ちよくなりますよ。


輿水真麻

陰ヨガ、クリパルヨガを長く学んできた経験から、Junostyleで火曜日の陰ヨガクラスを担当。個人では、Le Yin Pur ( ル イン ピュール )〜ピュアな陰という意味の名前のクラスを展開している。季節ごとに、経絡( 五行 )養生のワークショップも開催している。初めての妊娠で、現在8ヶ月。ママの準備中。
講師紹介ページ:https://junostyle.jp/teacher/detail/56