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「お肌の保湿を促す陰ヨガ」<前編>

こんにちは。渡辺純子です。
2019年11月の陰ヨガのテーマは、「お肌の保湿を促す陰ヨガ」です。

乾燥する季節になりました。唇や肘やかかとなど部分的に乾燥が気になる方もいれば、体全体の乾燥が目立ち、お肌にハリがないという方など様々だと思います。特に、女性にとっては、お肌の潤いはとても大事なマター。乾燥はシワなどの原因にもなるので、季節のせいとは言えど、しっかり保湿を促していきたいと思いませんか。

ヨガを嗜む人は、付け焼き刃のケアではなく、身体の内側からの健康やキレイを追求します。自然治癒力を高めることや内臓の健康を求めます。それには、日々の暮らし方がとても大切な要素となります。だから、どんなライフスタイルを持つかがとても重要なのです。お肌の保湿をするための日々の暮らし方は、どんな暮らし方でしょうか。

肺を潤すこと、呼吸を深めること

陰ヨガの基本理念となる中医学によると、お肌と関係のある五臓(ごぞう)は「肺」なので、まずは、呼吸が正常に行われていることが大切です。呼吸は、メンタル面とも大いに繋がっているので、心身の健康維持には「まず、呼吸だ!」と言っても過言ではありません。
気管支は、乾燥するとダメージを受けやすいので、潤すことが大切です。水分を十分に取る以外にも、くるみ、松の実、ユリ根、白ごまなどが肺を潤す食材としてあげられています。喉を潤すには、大根や蜂蜜がオススメです。
昨今、肩周りが凝っていて背中の硬い方が多いですが、肋骨が動かないと確実に呼吸は浅くなります。今月のジュノスタイルの陰ヨガクラスでは、背中をほぐしながら呼吸を促すシークエンスでプラクティスしたいと思います。

日々の暮らしにリラックス空間を

そして、呼吸を促す方法の一番の方法は、リラックスです。深い呼吸を導いてくれるのは、心身ともに安心したり、リラックスしたり、委ねられる時。深い呼吸は、自然治癒力を高めますし、身体の本来の力を補充&発揮できる状態へと準備をします。
日々の暮らしの中にリラックスする時間を設けて、心身の「陰」を充実させるライフスタイルを送りましょう。「陰」の充実は、心身のエネルギー補充をするだけでなく、成長・発展・達成である「陽」を実現するのだから。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/