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アロマコラム Vol.5 花粉症と呼吸を促すパイン

こんにちは。渡辺純子です。花粉症の季節ですね。辛そうなくしゃみの音が、あちこちから聞こえます。先日、京都で行った「経絡と陰ヨガ」3日間集中講座では、中医学の考えをもとに、心身の健康を考えていく陰ヨガを行いましたが、花粉症に対する質問もありました。ここでは、アロマセラピーでアプローチする花粉症対策について書いていきたいと思います。

まずは呼吸をしっかりしましょう

花粉症に限らず、免疫力をアップするために、呼吸が大事だと考えています。外界からのウイルスに強くなるには、皮膚の表面にある免疫力の向上が大切だからです。肌の潤いや艶とも関係がありますが、皮膚の免疫力は中医学の言葉では「衛気(えき)」と呼ばれており、その衛気を保つ役割をもつ内蔵が肺と言われています。中医学では、その内蔵の働きが正常であるときは、その内蔵がもつエネルギーが十分満たされていると考えます。従って、皮膚の免疫力を外界からの刺激に十分対抗できるよう維持するためには、呼吸の機能を十分にしておくことが大切なのです。

呼吸を助けるパインとレモン

以前、ブログでもご紹介したコンビネーションですが、パインとレモン。パインは、空気の浄化を助けると同時に、鼻の通りを良くし、深い呼吸へと導いてくれます。乾燥させる性質をもつので、ぐじゅぐじゅする鼻水を乾かしてくれる作用も期待できます。レモンも、空気の浄化や殺菌を助けます。気分をすっきりさせてくれるので、花粉症による不愉快な気分を少し和らげてくれます。花粉症のためのアロマというと、一般的に、ペパーミントやユーカリが紹介されます。もちろん、それも効果が期待できると思いますが、パインとレモンは、私のお気に入りのブレンドです。

渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰のあるライフスタイル」を提案。特に、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。指導者養成にも積極的に取り組む陰ヨガ講師。

  • 現在、シンガポール在住。
  • 全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
  • 渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/