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秋のアロマセラピー

こんにちは。
ジュノスタイルの渡辺純子です。

私が現在住んでいる新潟市では、少しずつ寒くなってきました。朝夕は半袖で肌寒いので「陰の季節がやってきたな。」と感じます。同時に、“食欲の秋“も満喫できる季節です。栗やイチジクのおやつが楽しみな私です(笑。

今回のアロマコラムは、そんな秋を健康的に過ごすための「秋のアロマセラピー」のご紹介です。

お部屋の浄化にパインがおすすめ

中医学に馴染むと「秋は乾燥に注意し、冬は冷えに気をつけたい!」となります。乾燥については、陰ヨガコラム『秋のライフスタイル:お肌の潤いと呼吸』に書いた通りですが、加えて、喉を潤しておくことや生活空間の浄化も大切です。
簡単な秋の乾燥対策としては、お部屋で焚くアロマセラピーがおすすめです。空気が乾燥してくると、ウイルスなどの邪気に喉がやられてしまうことが多いので、家にいる時はお部屋でアロマを炊いています。

空気の浄化には、一般的にユーカリやティートリーがよく紹介されています。それらのアロマも好きですが、個人的にはパインがおすすめです。パインは、呼吸器系に作用して、呼吸を自由にしてくれます。香りは、すーっとしていて、気管がフワーっとした広がるのを実感できます。陰ヨガをする際にも、お部屋にアロマを炊いてあげると呼吸がより深くなります。

心を開いてくれるパイン

パインは胸を開く作用もあるので、この時期に心が閉ざされ気味になる方には、パインの力を借りることをお勧めします。特に、秋という季節は、“実りの秋“という豊かな季節である一方で、ひとつの終わりも意味するので、物悲しいエネルギー感も存在します。私たちの心の軸がしっかりしていないと、過度な悲しみ襲われてしまうこともあるでしょう。心を開いて、深く大きく自由な呼吸を身体に取り入れてあげてください。

アロマは、私たちの自然治癒力に働きかけて、本来持っている回復力を働かせてくれます。呼吸が深くなるのも、その現れの一つです。疲れが溜まっていたり、不調を感じる方は、アロマセラピーで、この回復力を向上してあげてください。

冬の冷え予防は秋のうちから

呼吸が自由に行われることで、血液循環もよくなります。血行を良くしておくことは、冷え予防にもなります。冷えは免疫力を低下させるので、冬の健康維持のために出来るだけ改善したい不調です。もっと寒くなる冬に備えて、冷え対策を秋のうちから意識しておくといいでしょう。

パインに他のアロマをブレンドして楽しみたい場合は、シダーウッドがおすすめです。同じく呼吸器系に作用するシダーウッドは、ベースで香ってくれて落ち着きや穏やかさを心に取り戻してくれます。お部屋を温かくして、アロマを焚き、呼吸を意識しながら、陰ヨガを楽しむ秋冬のライフスタイルを実践してみてください。

Junostyleでは、陰陽理論に合わせた陰ヨガ講座『陰陽五行で学ぶ陰ヨガ〈陰の季節〉』を展開しています。詳細はこちらをご覧ください。

渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle〜自分らしい自然なライフスタイルを探す旅〜というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/