どんどん苺が実っていきます。今日の収穫はこれ。
「赤くなったら収穫してね。」
と言われてますが、赤く・・・どこまで赤く?というのが、今の私の悩みの種です。
苺が真っ赤になるまで待つと、裏側がアリさんにかじられていたり。アリさんにかじられる前に収穫すると、まだちょっと酸っぱい感じ。アリさんとの攻防です(^^)
そのことを苺の先生に相談してみると、
「アリさんにも、苺のおいしさを分けてあげて(^^)/」
と。食べられるところは全部じゃないし、かじられた部分はカットして食べれば十分ということでした。
そうですよね!
利他の精神ですね!!(笑。
自然界の中での共存。確かに植えたり、肥料をやったり、育てたのは私(ではなくて、苺の先生!)だけど、そもそも苺を植えた大地を借りているし、大地は生きとし生けるもの全てのものであり、誰のものでもないですね。
「アリさんに食べられたくない!私が食べたい!」は、人間の欲(エゴ)なのです。
日々の何気ない日常が、実践的な深い学びに繋がった出来事です。新潟の大地は、人として大事なことをやさしく教えてくれます。
もし、嫌いな上司、嫌いな姑、喧嘩ばかりする旦那さんや妻さんなどなど、家庭や職場で不都合を感じている人がいたら、是非、「共存」ということを見つめ直してみてください。上手に生きていくヒントが隠されているかもしれません。