6月3週目にに『夏の陰ヨガ』講座の第1回目をしました。今回のテーマは、
むくみと肥満を解消
でした。
梅雨時のむくみは、私自身のお悩みの一つでもあります。今年は、特に、例年よりむくみがひどい気がします。加齢でしょうか(笑。・・・残念ながら、代謝のスピードは加齢に伴いスローダウンしてしまいます。
生徒さんの1人が、先日の陰ヨガクラスの際にこんなコメントをしてくれました。
『最近、陰ヨガをプラクティスすることが増えて、そのおかげか例年よりむくみが少ないです。』
陰ヨガは、そんなプチ不調にとても効果があるといつも思います。うまく言葉で説明できないのですが、身体全体が丸っと落ちついて、呼吸が柔らかくなり、調和が保たれてくる感触です。中医学的に考えると、気血の巡りが良くなって健康体へと導かれるとも言えるでしょう。
陰ヨガ、そして瞑想を続ける中で私が確信していることは、
心身のバランスは静寂さから始まる
ということ。グラウンディングという言い方でもいいですし、地に足をつけた安定感とか、穏やかさ、鎮静した様と言ってもいいでしょう。
静けさを纏った心身は、余裕があります。「今にいる」という表現でもいいかも知れませんが、余裕とか間がそこにあります。季節に応じてなりやすい不調や養生法が違いますが、まずは落ち着いて、自分自身に目を向ける余裕を持つことなんだと思っています。
静かに落ち着いて、浮腫んだ身体に耳を澄ましてみると、身体はいろいろなことを投げかけています。身体の声を聴くことは、とても大事なことだと思いませんか。