長い自粛生活。休業を余儀なくされたり、活動を休止させられたり、多くの人が色々な場面でストップをかけられています。
こんな時こそ、
エネルギーを節約しよう!
と思うのです。陰ヨガのベースとなっている陰陽説は、時を読む学問でもあります。つまり、
”時”を有効に使うこと
を説いています。
私たちがよく言う「持ってる人」というのは、”タイミング”をよく知っている人です。”旬な時”を知ってるとも言えるでしょうか。バシッとタイミングよく行動をする人のことです。そう言う人は、エネルギーの使い方も上手だと思うのです。
最近、お引越したこともあり、古い友達に連絡したり、生徒さんとの交流などもあったり、SNSで近況を知ったりして、私以外の人の生活を見たり聞いたりします。このコロナ禍で生活の変化はそれぞれ違いますが、賢い人はどんなことをしていても時の使い方が上手だなと思います。
知り合いの音楽家のお話。開催予定だったコンサートは、全部飛んでしまったそうです。でも、その分時間ができたと切り替えていたり。生活もかかっていたりすると、気持ちを切り替えるのは容易ではないと思いますが、その切り替えができる人だからこそ、未来があるのだなと感じます。
私も、次の養成講座やワークショップの目処が立っていません。ヨガティーチャーとしての活動も、いつから以前のように本格化できるかも不透明です。でも、だからこそ、考える時間があったり、これからの1年を組み立てる余裕ができたり、自分のプラクティスやインプットの時間を増やしたりができていると思います。最近は、リラックスした毎日を過ごすことをしながら、メディテーション関連の本を少しずつ読んだりして、今まで出来なかったことをゆるりと行っています。
写真は、夕方の日本海。最近は、夕飯の前に”夕方のお散歩”をするのが日課です。忙しい時はできないことの一つです。この日は海辺を歩きました。私にとって、今だからこそやっておきたいことは、
心のスペース(余裕)を広くとって、豊かな創造性を磨くこと
何気なく自然に触れたり、ただ何も考えずにブラブラと歩いてみたりすることが心身の空間をつくってくれます。
今、皆さん、すごくすごくもどかしい毎日であると思います。我慢も強いられているかも。ストレスも溜まっているかも。でも、だからこそ、それをチャンスに切り替えて、”時”を有効に使うことを実行してみてはいかがでしょうか。