の陰ヨガ指導者養成講座<ベーシック>では、4日間の実習の後、課題としてレポート提出をしてもらっています。皆さんとっても頑張って書いてくれていて、いつも楽しく読ませてもらっています。皆さんから
「そんな視点もあるのか!」
と、私の方が勉強になることもあります。
過去のレポートの中で、とてもグッときたものがあったので、このブログにてご紹介します。真っ直ぐ伝わるように、原文そのままの言葉をコピーします。
『私自身の経験より、陰ヨガは緩めるヨガではあるが緩いヨガではないと思っている。ポーズの静止 時間が長いため、可動域が狭い所(苦手なアーサナ)が露骨に表れる。そのような時にも心身穏やか に保つには忍耐力が必要である。また同時に、アーサナから戻るという判断をすることもできる。忍 耐力が身に付くだけでなく、冷静に戻る(止める)という的確な判断力も養われていくと感じている。』
”緩める”ってとても難しいけど、緩めた先にある”深さ”があることを、陰ヨガを本当に感じた人は知っていると思います。”深さ”とは、静かな気づきのスペースのことです。
ヨガは、ただ汗をかくだけのフィットネスではなくて、呼吸と感覚によって身体に意識を磨ぎすますことで多くの気づきをくれます。気づきがある生活は、よりハッピーな毎日を過ごすために大切なことだと思うのです。日々のシンプルな営みの中に、ちょっとした感動のヒントが沢山あります。
今日の私のランチのカレーは、
「私、やっぱり、カレー好き!」
って改めて認識しました(笑。
そんな好きな自分を見つけることも、満ち足りた毎日を送るために大事なことだと思いませんか?
そして、その気づきは内側から起こることが必要です。あちこち流行りのものに手を出して「頑張っている自分」に酔いしれていることではなく、日々の些細なことでも
自分の内側から感じること
なのだと思います。
緩むことは、自分の幸せづくりの最初の一歩と言えるでしょう。毎日がつまらないとか、満たされてない方がいたら、
”緩む陰ヨガ”(緩まない陰ヨガでは意味ないかも)
を是非体験してみてください。