久々に陰ヨガ指導者養成講座をしました。今回はアドバンス講座の一環としての＜スキルアップ＞講座です。
＜春の陰ヨガ＞を解説した講座ですが、皆さん活発に意見を言ってくださったり、質問をしてくださったりで楽しく講座ができました。できれば、対面でお話ししたかったなって思いますが、遠方（私もどちらかというと遠方にいますね・・・笑）の方も参加できるところがオンラインのメリットですね。これからも、この方式を続けていきたいと思います。
ヨガを教える仕事をずっとしてきました。もう10年以上になりますが、私も、生徒さんも変わるし、社会も、世の中も変わるし、１０年前とは同じヨガを教えていてもその中身は変化しています。もちろん、変わらないものもあるし、変わっていくものもあるし、その両方をちゃんと大事にできるティーチングをしてこそ、真のティーチングになるんだなって思います。
陰ヨガは、シンプルになることを教えてくれます。そして、さらに勉強したり、難しいポーズを学んだりして、理解を深めようとする時に、いろいろな知識や経験を蓄積していって、ちょっと太っちょになります。それを今度は噛み砕きながら自分のものにしていきます。アウトプットしたり、まとめたり、陽ヨガとの繋がりを経験したり、時間をかけながらじっくりゆっくり、今までの知識の上に新しい経験をミックスして揺るぎない強固な力に変えていきます。
この時に大事なのは、またシンプルになっていくこと。太っちょになったものをスリム化していきます。自分のものにするって、そういうことです。シンプルに学んだことが、自分の中にじわじわと溶け込んでいくイメージです。一度溶け込んだものは、死ぬまで自分の中に留まってくれます。それがヨガを学ぶことで得られる幸せだと私は思います。もちろん、ヨガだけではないと思います。そういう学び方をすることが大切なのだと思います。
”一生もの”になる学びをこれからもシェアしていきたいなって思います。