変化があった時がチャンスだと思います。
自分の人生を振り返ると、
ピンチはチャンス!
と言わんばかりに、変化のタイミングでコトが動いてきた気がします。
例えば、最初の務めた会社が外資に吸収されて、突然、コテコテの日本企業の環境が、年俸制のコテコテ米系金融に変わってしまったり、師匠が突然日本で仕事が出来なくなり、計画していた人生の流れが突然変わったり。その他、小さいこともちょこちょこっと予期せぬことが起きて、新しい人生が始まることがあります。
近い過去で言えば、コロナ禍でヨガの仕事を大幅に縮小した反面、メディテーション(チベット仏教)や易経などの哲学の勉強をする土台が出来上がったり、ひょんなことから気功も習うようになったり。
コツコツインプットも1年もやると、既に知識と経験の蓄積量が多くなって、今までのお仕事の深みがもっと出てきたり、もう少しで大きなアウトプットが自然に起きそうな予感がします。さらに、そこから新しいお仕事の可能性を見出していたり。時が来たら、全力アウトプットかも(^^)v
この1年、何をしていたかなと振り返ると、生き方をずっと考えてきた気がします。時は過ぎて、自分も周りも変わります。その変化の中で新しいものが生み出されていきます。コロナはとても辛いことではあるけれど、変化という観点からは、私たちは良い悪いを超えたところの”適切な変化”を余儀なくされていると思うのです。今までのやり方に執着するのは違うでしょう。
ただ、一方で、変化の中でも、自分の土台や軸なるものは変わらないと思うのです。どんなにアウトプット方法が変わったり、うわべが変わったり、周りの人やモノや環境が変わっても、不変でそこにずっと存在している何かがある気がするのです。
陰陽論(易)から来る大事なことの一つに
天人合一
というのがあります。天と人が一体になることです。シンプルにいうと、
自分の自然な生き方を感じる力のこと。
兆しを適切にキャッチして人生を進めている人はこの力があるのでしょう。自分のこと、周りのことが理解できる、つまり調和出来ていることです。
人は、あーしたい、こーしたい、これが欲しい!、あれが欲しい!と”私の想い”が強く出やすいですが、そういった思考で頭が忙しい時は、残念ながら天人合一は起きません。陰ヨガやマインドフルネス・メディテーションをしている時のように、委ね、静止し、静かに意識が研ぎ澄まされている状況が不可欠なのです。シンプルに、
今にいることだけ。
ちなみに、今、フラインキンセンスやパチュリの香りが欲しい感じです。
グラウンディングするアロマです。
天人合一は、落ち着いた心にしかやってこないですから、自分らしい生き方を歩みたいのなら、まずは落ち着くことです。陰ヨガを本当に感じて知っている人なら分かるはずですね!
写真は、家のお庭に咲いた薔薇。元気に今年も咲きました!