ヨガを続ける際に壁となるのが、この考え方。
goal-oriented
日本語では、成果主義とか、目標指向ということなのかな?
先日、ランチを食べた後に白山神社をお散歩しました。特に、何か目的があったわけではなく、午後の余裕のある時間を楽しんでいました。ヨガを通して学んだ今を満たす日々の過ごし方の一つです。
ヨガは他のスポーツと違って、勝ち負けで結果が出るものでもないですし、資格試験とも違って合格といったようなゴールがあるわけではないです。ヨガは、習慣にするものだったり、一緒に生きていくものです。気づきのツールといった感覚で言うと、生活の中に一生ある日用品みたいな感じです。
では、ヨガをすることで成長がないかと言えばそうではないです。アーサナは優しいアーサナから難しいアーサナまで実際少しずつ出来る様になって上達する感覚を得られますし、ヨガの先生になると言うことだったら、修了書みたいなものも一応あります。
大事なのは、
自分が決めたゴールに拘らないと言うことで。
自分で決めたゴールは、先入観の塊。これが正しい!と勝手に決めてる結果だから。人生が思い描いた形で進んでいかないのと同じように、ヨガから得られる感度も自分で決めつけることはできません。むしろ、ヨガを通して、発見して行く作業をするのです。「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」と小堺一機さんの様に楽しみにしながら・・・古い?(笑。
アーサナは、身体や心の状態を否応なしに見せつけてくれます。今の私の状態に気づかせてくれます。頭で考えることがいかに間違っているかを教えてくれるものでもあります。
五官でアーサナを感じて、直感力を育てること。日々の生活や仕事の場面で生きてくる力です。
是非、ヨガに対する向き合い方を、今一度見つめ直してみてくださいね。