「冬の陰ヨガ講座」を終えて

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午前中、「冬の陰ヨガ講座〜水の五行と”志”を司る腎の気」を開催しました。

この『季節の陰ヨガシリーズ』は、「春の陰ヨガ」からスタートして、4回目と最終回になりました。最終回ということもあって、ちょっと内容が深い話になったので、陰陽五行説にあまり触れたことがなかった方は「難しいな。」と感じた場面もあったかもしれません。しかし、心身の調和にとても大事な「水の五行」の話をしまして、陰ヨガの理論としては、陰の最も深くて大切にしたい部分だったかなと思います。

この「季節の陰ヨガシリーズ」講座で、五行の基礎を学びたいと思った方もいるかもしれません。来年のどこかで基礎的な座学講座も入れた方がいいかなと思ったりしていますので、楽しみにしていてください(^^)

さて、「冬の陰ヨガ講座」を終えてのコメントを、後から頂いたメールでの質問にお答えする内容を盛り込んで投稿していきたいと思います。

陰陽五行説のお話をする場合は、どのレイヤーのお話をしているかを明確にする必要があります。ここをまず明確にしてくださいね。

自然界の気の流れの陰陽(春夏秋冬)のことを話しているのか、身体の健康とバランスの陰陽なのか(気の保存と消耗使用)、不調の状態が熱を帯びているのか冷えているのかといった陰陽なのか、精神が躁状態(陽)なのか鬱状態(陰)なのかetc…..といったことを明確にする必要があります。

私たちの身体は、

5つの内臓(肝・心・脾・肺・腎)の働き

でバランスを取っています。それぞれが身体を健康に保つために役割を持っており、腎が陰の性質を持つというのは、

「最も陰の働きを持つ=(気を保存する)」

という意味となります。例えば、他には、春の五臓である肝は気血の巡りを良くするなど動かす陽の働きを担います。

陰陽五行説が説いている養生は、”自然とともに生きる”、”自然と調和する”ということです。自然界の摂理に従って生活することが、健康を維持するために大切と言っています。つまり、夏は夏の過ごし方、冬は冬の過ごし方があるんだよ、ということです。

陰の性質とは、”エネルギーを保存すること”を言います。春夏秋冬の中で、自然界が最も陰の性質が深くなる冬は、エネルギーを過度に消耗しないで、できるだけ保存できるようなライフスタイルを送ることが心身の健康の要となります。自然界が陰の活動をする時だからこそ、その流れに調和することが智慧のある過ごし方ということになります。そして、活動を開始するタイミングの春を待つのです。動物が冬眠して、次の春までエネルギーを蓄えるように。

陰陽は、その時に、やるべきこと、やるべきではないことを、教えてくれている理論なのです。

メディテーションを深めているこの頃ですが、ちょっとずつ身体の側面だけでなく、心や精神面のお話も増えていますね。ヨガの経典であるヨガスートラによれば、ヨガは心を静寂にするためのもの。となると、突き詰めていったら、心のことも触れる必要があると思います。また、中医学といった東洋医学は、心と身体は一つと考えますし、最終的には心のことに触れていくプロセスは、無視でないと思ったりしています。

ちなみに、中医学の領域に止まらず、生き方の哲学をもっと深めたい方は、陰陽の源である易学を学ぶといいですよ。

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