先日のブログで新潟県津南町にキャンプに行った話をしました。(『作為のない私らしさ』)
キャンプの楽しみの一つに、次の日の朝のコーヒーとホットサンドがあります。ホットサンドは、チャムスのホットサンドクッカーで作ります。
卵焼きを焼いて挟んだり、シーチキンマヨネーズを挟んだり、サンドする中味のバラエティはたくさんありますが、今回は、シンプルに、軽くバターを塗ってチーズとハムを挟んで火を通しました。チーズが溶けて、焼き目がついたら出来上がり!
コーヒーは、旦那さんがそこで焙煎をしてくれます。生豆を買ってきて自分達で焙煎するコーヒーは、とっても美味しいです(^^)
金銭的にはそれほど贅沢ではないのだけど、でも本質的に贅沢です。
年齢を重ねたせいなのか、日々のひとときの貴重さに目がいきます。貴重であるとか、贅沢であるとか、得難いものであるとか、色々な表現ができると思いますが、シンプルに日々のひとときを大事にしたい感覚になるのです。若い頃に描いていた「これが欲しい!」「これを得たい!」「こうなりたい!」といった希望や夢のようなものとは違って、今、現実に、目の前にあるものを吟味するような姿勢が備わっている気がします。
常に、人生の出発点は”今”です。
現状を変えたいと思っていたとしても、スタートは”今”です。”今”を吟味しないことには未来は開けない。そして、未来は”今”と繋がっているから、”今”する行動や言動が未来を作ります。因果応報ということです。
ヨガも、たくさんプラクティスすれば、どんどん身体がしなやかになってきます。ヨガそのものに触れる機会があればあるほど、ヨガとの信頼関係が育ちます。信頼が築けてくると、今度はヨガがどんどん自分に答えてくれるのです。
つまり、”今”は信頼関係を築く土台と言えるでしょう。
ヨガのアーサナは、この”今”を感じることを助けます。そして、”今”に止まることから生まれる未来を自然に見せてくれるようになります。ただし、”素直に”が条件です。ピュアな心でアーサナをすること。
私たちには、心(自我)というものが存在しているので、それが素直になることを邪魔することが多々あります。だから、ヨガをもっともっと澄み切ったものに育てていくためには、心の成長も必須なのだと思います。これが、マインドフルネス瞑想をヨガに取り入れた私のヨガの行き着いた先です。