私は、小さい頃からなめこが大好きです。だから、なめこを買ってきてはお味噌汁にしています。大根おろしと一緒に食べたり、蕎麦の薬味にしたりもありですが、お味噌汁が一番好きです。
お気に入りは、新潟県産です。津南産だったり、松之山産だったり、スーパーで見つけては買ってきます。もう、半分趣味みたいなものですね(笑。
新潟を愛してやまない私です。新潟に来てびっくりしたことは多々あるのですが、そのうちの一つが「新潟は、きのこも美味しい!」ということ。
実は、私、子供の時から椎茸が好きじゃなくて、大人になってからもあまり自分から進んで食べることがありませんでした。20代の頃、天ぷら屋さんで食べた椎茸が美味しくて、それ以来天ぷらにした椎茸は食すことがありましたが、基本は苦手な食材でした。
ところが、、、、
新潟に移住してからというもの、直売所に行ってはジャンボな椎茸を買ってきています。
「新潟は、きのこも美味しい!!」
誇らしげにキッチンでつぶやいています(笑。
特に、キッチンに立っているときは、新潟贔屓が止まらないです。お米も、お酒も、野菜も、お肉も、、、美味しい!!
自分が住んでいる土地が好きになり、食や時間の流れ方など、そこでの暮らしが好きになれるのはとても幸せだと感じます。一般的に、地方は都会に比べて不足しているとか、刺激がないとか、暇ではないかと思われがちですが、よくよく観察してみると、満ちているものがたくさんあります。それらにたくさん触れようとすると、実は忙しいです(笑。
東京にいた時と比較して、「今のこの暮らしの方が忙しいな。」と思うこともあります。スピードが速い都会にいると見えなかったものが、見えてきたとも言えるでしょう。
新潟に暮らしてから顕著に感じることは、
心のスピードが減速したこと。
これは、とても大事なことです。自分の人生が満ちるために必要なことだからです。
そう、まさに「陰のある暮らし」なのではないかな?