自分と一緒にいる「今」

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自分の心身に向き合う時間と心の余裕を持てることは、それだけで人生に豊かさとゆとりがあることなんだなと思うこの頃。ヨガでも瞑想でもスポーツでも、何でもいいと思います。

皆さんは、自分と一緒にいる時間を暮らしの中に持てていますか。

とある日のマインドフルネス瞑想のクラスで、座れない理由をどう思っているか尋ねたところ、こんな答えが返ってきたことがありました。
「座ろうと思うんだけど、どうしても日常のバタバタに  」
と。

朝起きてから、座ろうと思っても、すぐにバタバタと1日が始まってしまったり、ランチの後のホッと一息ついた時間においても、次なるバタバタがやってきたり。確かに、そういう経験は私もあります。

忙しい日々やバタバタな日々は、一見、充実しているように見えますが、瞑想の哲学から見ると散漫な雑念が頭の中をぐるぐるしているだけと思われます。
「いや、そんなことない!」と思う方は、是非20分間、静かに座って呼吸に意識を向けてみてください。
もし、「静かになんかできない!」と心身が言っていたら、残念ながら、その方の日常は、散漫な雑念まみれです。「今」起きてることに意識を継続しておいておくことができていません。つまり、集中力もないし、時間を無駄にしている可能性が高いです。

「座ろうと思うんだけど、、、」と思っているのは、頭の中のおしゃべりですから、ぽいっと手放して、体を動かしてください。5分でもいいです。今、そう今、この瞬間に!行動を起こしていきましょう。

私たちは、「今」にしか生きれません。どんなに言い訳をしていても、どんなに「今」から逃げようとしても、「今」から逃れられません。「今」を大事にしないから心が苦しいのです。「今」にちゃんといないから、悩みや苦悩があるのです。「今」にいて「今」起きてることをきちんと観察できるようになったら、答えは必ず「今」にあることに気がつくでしょう。

瞑想をすると眠くなる人もいますし、ぼーっとしてしまう人もいます。それでも、そんな自分と一緒にいてあげてください。ぼーっとしてたことに気がついたら、「今」を感じるツールである呼吸を感じてみましょう。それは、自分自身を見つめてあげるやさしさでもあります。

1日のうちに1回は、自分と一緒にいる「今」を感じる時間を持ってみませんか。ほんの少しでもいいから。

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