陰陽五行説を学ぶこととは・・・

補陽のための陰ヨガとアロマセラピー

陰陽のお話は、天と地のお話。その概念はとても深く、陰陽を遡っていくと、易学にたどり着きます。私は、易学の書である易経も学んでいますが、修身の書と言われる易経を学べば学ぶほど、自然界の流れや変化、道理、天地の間で生きる人の在り方などがじんわりと染み渡ります。

五行説は、地の上でのお話から始まります。つまり、私たちが生きているところのお話。
人として生きていくための基本動作は、何でしょう?と言われたら、

それは、健康でいること!

と答えます。
心身ともにです(^^)

体も心も健康でいるって、意外と難しいと思うこの頃。大人になればなるほど(老化とも言いますが・・笑)、身体メンテナンスは綿密に行わないといけないし、何よりも心・精神を健康でいることは実は難しいと思います。若い頃の純粋無垢な勢いはもうなく、大人の落ち着きを払ってきますが、その落ち着きの中には、やりたかったことを諦めた悔しい想いだったり、子育て、家庭、仕事など日常に対する”こんなはずじゃなかった感”もあるかもしれない。大きな富を築き、物質的に非常に満たされていても、精神的な充実感がないことも。

身体メンテナンスは、心メンテナンスより比較的わかりやすくやりやすいと思います。五行説が教えてくれる最も基本的なことは、季節の応じてライフスタイルを自然の変化に調和させていくことです。ざっくりシンプルにいうと、太陽が出ているうちは活動をして、太陽が沈んだら休息や睡眠を取るということです。だから、陰ヨギは、冬は特に休息することを大事にしたいです。”陰”の行為を大事にしたいから。

ちなみに、今は春。少しずつ元気に活動量を増やしていきたい時期ですが、まずは、巡りを良くすることを五行説は説いています。運動をして気血を巡らすこともそうですが、精神状態も塞ぐことなく伸び伸びと。精神的には怒りの感情に注意です。あまりイライラしないようにライフスタイルを見直したり、心の在り方を見つめてくださいね。

陰ヨガの五行シリーズは、そんな五行説をベースに経絡を考えて身体で表現していくヨガです。陰ヨガをプラクティスすることで、自然に調和ができる健康な心身を作っていくことを志します。アロマセラピーでも、五行説を元に効能を捉えてブレンドすることもあります。五行説は、私たちの生活の色々な場面に浸透しています。

陰ヨガ指導者養成講座<五行シリーズ>は、次回、京都宇治にて開催予定です。詳細は>>>こちら
*<五行シリーズ>講座を受講するためには、<ベーシック>講座を修了していることが必須です。

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