先週末、京都で陰ヨガ指導者養成講座<五行シリーズ>を行ってきました。今回は、zoomで座学を中心に講座を進めて、京都宇治にて対面の講座を行いました。初めてのzoomも取り入れた講座の試みでしたが、オンデマンドでの視聴も可能にしたら、皆さん復習ができるとのことで喜ばれました。
そして、一番の収穫は、
対面で行うヨガの大切さに気づかされたこと
です。ヨガはただのアーサナじゃない!というのが証明された気がします。
その場の空間をシェアすることでもあり、それが魂に響く感じでしょうか。心を豊かにしたり、精神や人間力を磨いたり、人としての豊かさや深みを与えるものだなと改めて思いました。参加された生徒さんも同じような感想を持たれていて、同じように感じる方達が集まったのだなと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回、本来のヨガのあるべき姿を再確認した気がします。本当の学びは、ただ方程式を習っただけでは成立しません。その日の気候や学んでいる場所や空間、一緒に学ぶ先生や仲間たちのエネルギー感やその場の臨場感も大事な学びのエッセンスです。その瞬間に、その場で、何が起きているかと具に観ることができるかどうかです。
そして、自分の心の状態も大事です。学ぶ姿勢になっているか、謙虚な気持ちでいるか、先入観にとらわれてないか、素直な気持ちで頭の中は真っさらであるかなども。体調が整っているかどうかも、学びを深めるか否かの大事な要素ですね!
今回は、黄檗宗の萬福寺さんで2日間の対面講座をさせて頂きました。お寺の空気は違いますね。本当に自然にマインドフルネスになれるから、陰ヨガを感じれる深さが違う気がします。いい環境で学びができたことに感謝です。
コロナ禍においては、従来のやり方は通用しない時です。でも、だからといって大事なエッセンスを無視してしまうのも違うと思うのです。真のヨガのあるべき姿はちゃんと残しつつ、臨機応変にヨガのティーチングをしていきたいと思います。