今日は、立春です。
一陽来復。1年のスタートの日とされます。新たな気持ちで過ごしている人もいるでしょう。
私はこの1年
シンプルになる
をテーマに過ごしていきたいと思っていまして、改めて「これって、とっても陰だな。」と感じていました。
人生というのは、適切なタイミングで触れるべきものがやってきます。大事なものは、自分の意思とは関係なく、向こうから近づいてきます。その時に、受け入れるか否かは自分次第といったところでしょうか。最近、特に思うのは、変な先入観で大事なものに気がつかなかったり、何十年も前からこびりついている汚れのような固定観念で判断してしまうことは勿体無いなということ。自分のことが全然理解できてなくて、大事じゃないものに執着してしまったりするのも残念な結果を生んでいる気がします。
自分の人生の中で「これは!」と自信持って語れるものがいくつかありますが、ヨガとの出会いがその一つです。出会いのタイミングが絶妙でした。だから、何の躊躇もなく自然に日常に入り込んできて今に至ります。小さな種だった私のヨガは、じわじわと大きく養われ、知識や体感として蓄えられてきました。十分大きく蓄積されたヨガのスキルや喜びは、もう私の中から無くしてしまおう!と思っても無理です(そんなことしないけど・笑)。迷いなく身につけてきたものは、もう一生無くならないのです。
人生の大事な局面は、ふっと受け身になっている時や、こうしたい!あーしたい!を上手に手放した執着や欲がない時に、自然とやってきて進むべき方向へと導くのだと思います。だから、シンプルでいること、陰のエネルギーを持っていられることが大事なのだと思います。