洞察力と今を感じる力

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Junostyleのレギュラークラスは、現在、zoom配信がメインです。いつも、パソコンの前に一人立って、画面に映る皆さんを見ています。
横を見ると大きめの窓があって、写真は、先日の陽ヨガの日のスタジオからの景色です。雪でした!

股関節をほぐすことがテーマの今月の陽ヨガは、陰ヨガのバタフライとの違いを説明しながら、バダコナーサナをしました。その他、腹筋もして、スタンディングポーズはちょこっと難しいバリエーションで進めました。

クラスの後に、既に外で雪かきを始めていた家族に混じって、雪かきをしました。陽ヨガで身体を温めて、腹筋や背筋を使った後にした雪かきは、めちゃくちゃやりやすかったです。よく雪かきして腰を痛めたという人がいますが、準備運動してから雪かきするのをお勧めします。と言っても、通勤前の忙しい時間の雪かきはなかなか運動してから、というわけにはいかないかもですが、身体の健康を守るためには、お腹の力を使う優しいヨガポーズを一つでもしてからがオススメです。

二十四節気では、雨水が過ぎました。雨水は雪解けする時期で、雪が水に変わって流れていく時のこと。

時の流れとともに生活を整えることを「そんなのは、面倒くさい!」と真剣に取り扱わない人も世の中には多いと思いますが、自分の身体に意識を向けることをずっとしていると、自然の流れをちゃんと掴むことがどれだけ大事かわかってきます。素直に、自分の身体を観てケアして労わることでもありますし、自分を信頼することにも繋がってくると思うのです。

二十四節気が一周する1年間を通して、陰ヨガ、陽ヨガ、マインドフルネスに淡々と触れながら過ごすライフスタイルは、日々のちょっとしたことに意味を持たせてくれます。特別なことをわざわざしなくても、特別なことが既にそこにあるのです。何か足りないと不全感を感じている人は、それに気づける洞察力を持っていないからです。

ヨガをすると培われる力に、洞察力がよく挙げられますが、洞察力とは、今起きているありのままををちゃんと感じる力でもあります。
よく私たちが犯してしまう間違いは、自分の頭の中で「これはいい。これは無駄。」と勝手に決めてしまうこと。一定期間、一定量のことをやってみたり、経験してみたりしないと見えない世界もありますから、勝手に決めないことです。

自分を信じて、ヨガを信じて、メディテーションを信じて、委ねてやってみてください。新しい景色がきっと見えてくるはず。

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