夏頃からですが、本を読む時間が増えました。図書館に行ったり、電子図書館で電子の本を借りたりしています。
「にいがた市電子図書館」を私は愛用しています。本を1クリックで気軽に借りれるし、1クリックですぐにその場で返却ができるので便利です。わざわざ図書館まで出向く必要がありません。貸出中の場合も予約をしておくと、貸出可能になった時にメールでお知らせが来るので便利です。
まだ本の数は少ない気もしますが、リアル図書館と併用するととっても便利。政治のこと、歴史のこと、哲学など書名な人の本が簡単に読めます。
子供の頃は全然本を読まなかった私。
本を読んで勉強するのようになったのは、ヨガを始めてからなので30歳くらいからです。単位取得などのために強制的に読まされるのと違って、
「知りたい!」
という気持ちがあると違いますね。英語の本でも頑張って読んできました。ヨガの場合、深く勉強しようとすると、選択肢が英語しかなかったということもありますが。。。
さらに、瞑想の勉強を始めた5年前からは、チベット仏教を哲学として読むことが多いです。トレーニングの一環として読まざるを得ないという事情もありますが、気づくこともたくさんあり楽しく読んでいます。自分の血となり肉となっている実感があります。
そして、この夏。
ヨガや仏教の分野から、どんどん視野が広がりました。
例えば、テレビ討論を見ていて、
「この人の考え方や伝え方、いいな。」
と共感した専門家の著書を調べて、読みやすそうな本や興味のあるテーマの本をピックアップして読んでみます。さらに、その本の参考文献として載っていた本をリレーしたりします。
今まで読んだことのない分野にまで視野が広がったことは、私の中の変化です。今までは、触れる前から一方的に、
「これは興味のあるもの。これは興味がないもの。」
と決めつけていました。経験が浅いものや、苦手意識があるもの、難しいと感じるものは無意識に排除していることが多々あって、そういった一つの思考形式がニュートラルになったのだと思います。
電子図書館でキーワードを入れて検索してみたり、今まで興味を持たなかったジャンルの検索をしてみたり。意外にも「あ!」と興味を引く本もあり、次の行動として本を借りてみます。「興味がない」と範囲を決めないことで、世界が広がっていく気がします。
アーサナもそんな気持ちで取り組んでみると、心身の感覚が変わってくるかもしれませんね。