新潟に引っ越してきて、よかったなと思うことの一つに、
旬のものが、身近にある
ということがあります。
以前もこのブログに書いたと思いますが、新潟は日本一の米どころとあって、あちこち田んぼです（笑。
その田んぼが、季節により色々な顔を出します。春になれば、田んぼに水が敷かれ太陽光でキラキラしています。夏に近づくにつれて生き生きと緑の絨毯になり、秋になれば黄金色になって収穫です。冬は、はげちょびん！
シンプルに”田んぼ”というだけなのに、季節の移り変わりをこんなにも感じさせてくれる。これこそ、ヨギ的なライフスタイルだなと毎年感じています。当たり前のことに気づくこと、シンプルに身の回りに起きていることを感じることです。
この”感じる”ということが、私はとても大切だと思います。気づきは、理論立てて思考を張り巡らせたり、頭で考えている時にやってくるものではないと思うのです。気づきがやってくる時は、お風呂の中だったり、ふっとリラックスした時だったりするというビジネスマンが結構いることを考えると、直感が働く時にやってくるのだと思います。
だから、気づきは、意図して起こるものではなく、閃きを待つという要素も大きいと思うのですが、皆さんはどう思いますか。感性が育っていないと気づける人になれないのではないかとも思います。
四季を感じるという日常は、体感することで起こります。これも、理論立てて考えて得るものではなく、自分の内側から感じとることです。ヨガのアーサナの一つ一つの動きを感じて、気づいて、理解していくように、四季を感じながら過ごす日常は自分のことを豊かにするプロセスだなと感じます。特に、陰ヨガのベースとなっている陰陽五行説は、季節を感じて、季節に応じてライフスタイルを整えることを説いていますから。
私は、ヨガを通して、色々な気づきをもらえている気がします。ヨガに出会えてよかったと思います。これからも、ヨガを一生懸命やっていきたいと思います。私が悟りを開けるとしたら、このヨガを通して大きな気づきに到達する時だと、そんな気がしています。・・・気がしているだけで、本当にそうなるかはわかりませんけどね・・・笑。