お友達から苗をもらって、スタジオの前の花壇に植えておいた向日葵。
スクスクと伸びてきています。
人間の子供もそうなんだと思いますが、植物もどんどん大きくなってきたり、花を咲かせたりして、成長しています。人の細胞はどんどん変化して身体が大きくなっていったり、植物なら実をつけたりするわけですね。
やはり、
無常なのだ
と感じます。
身体だけでなく、人の場合は、心も成長するべきかなと思うこの頃。いい年齢であるのに、いつまでも成長しない!なんていうのは恥ずかしい。ヨガと瞑想と易学という心を育てるためにあるものに出会っているのだから、その分きちんと生きていこうと思うこの頃です。
向日葵は、文句を言いません。雨が降らなかったり、私が水を上げるのをサボっていても、何も文句は言いません。「いや、口がないから言えないじゃん!」と考えることもできますが、そもそも何か言葉で伝えるという機能は、向日葵の一生においていらないということなのかなとも思います。向日葵は、向日葵の一生を全うしています。台風が来ても、干ばつが起こっても、その自然現象を受け止めて生きている。人も実はそうあるべきなんだと思うのです。
今、目の前に起きていることを受け止めること。
決して我慢とは違うんです。そこがわからないと、間違った見解になります。そもそも、こーしたいあーしたいという願望や志向そのものが、現状を真っ直ぐ受け取るという行為を妨げます。
大切なのは、まずは、先入観や思考なしに、ニュートラルに、自然に、今起きていることを受け止めて理解することだから。