講座の最終的な内容詳細は、出席者さんのリストを眺めて決めることが多いです。
例えば、現在進行中の春の陰ヨガ講座では、今年はシークエンスを中心に構成しています。いつものメンバーさんが出席されているので、昨年まで話した中医学の基礎といったお勉強事項は重複せずに、今回は「呼吸」をテーマに春の陰ヨガを展開しています。
2時間という少ない時間の中であれもこれもと伝えたい気持ちにはなりますが、もう何度も同じ話を聞いている人もいますし、お勉強はそこそこにして、身体で感じてもらったり、実際に呼吸が深まる体験をしてもらったり、陰ヨガをじっくり感じるプラクティスに今回は重点を置いています。
春の陰ヨガ講座の告知時は、資料を用意して、いつものように「座学にも力を入れよう!」と思っていました。しかし、参加者さんの顔を思い浮かべながら臨機応変に調整しています。
こういうのって一期一会って言うんだろうな、と思います。
または、私が動かされているというか。毎回、講座をする度に参加する人は100%同じなことはないから、その時に集まる人のエネルギーが私を動かすのだと思います。
ヨガは、感じる力を伸ばすものでもあります。そんな参加者さんとのエネルギーを通じたコミュニケーションが、ヨガを仕事にする自分を伸ばしてくれているんだなと思います。
明後日の5月3日は
春の肩こりと呼吸の力
がテーマの春の陰ヨガです。
ギリギリまでお申し込み受け付けていますので、興味がある方は是非info@junostyle.jpまでお申し込みください。皆様のご参加お待ちしています。
詳細は>>>こちら。
写真:家の前の花壇に咲いたすずらん。かわいい。