自分自身を変えたいなら、日常からです。
日常のちょっとした習慣から変化を起こしてみることです。何事もそうだと思いますが、ヨガに関しても同じです。ヨガを通してより心身ともに健康になりたいと思うのなら、自分の慣れ親しんだ現在の習慣にまずは少しだけ変化を起こしてみましょう。
例えば、朝15分だけ早く起きるようにして、その時間に、ヨガのポーズを一つだけ行うとか、朝のマインドフルネスをするとか、15分だけ早く出社してデスクのお掃除をしてから仕事をするとか、心や身体が満ちることをすることです。
スマホを見る時間を15分だけ減らすというのもありだと思います。スマホの時間を他に回すことは、現代人にとって、物理的にはすぐできそうな気がします。
たった15分ですが、されど15分です。自分の中の何かを変えたいのなら、日常こそ全てです。日々のちょっとしたことが心の状態に影響します。そして、心の状態が行動を変えます。行動が変われば、生み出される結果も変わります。つまり、大きな変革を起こしたいのであればあるほど、毎日の小さなコツコツがとても大切になります。
自分を変えたいと思う時、大きな変化を望んで、一度に大きく変えようとする人は多いと思います。私も以前はそうだったと思います。でも、大きな変革は一夜にしてできるものではありません。足元から少しずつ地固めする必要があるからです。
このことが分かりやすいなと思ったのは、瞑想の練習です。先日、瞑想講座に通っている生徒さんとの会話の中で、コツコツと座る習慣を身につけた方は、確実に変化を起こしていると感じたことがありました。日常に対する気づきがそこにあるからです。
ちなみに、最近の私のコツコツは、再び、アナトミー(解剖学)をベースとしたヨガ(主に陽ヨガ)ポーズとアライメントを学習しているところです。オンラインのアーカイブで視聴しています。英語の講義でもあり、色々な意味で私の変革を意味しています。学んだことを自分のティーチングに生かすというよりは(結果としてそうなる場面もあるとは思いますが)、自分自身のヨガを確かめたいというのが大きな理由です。知っている知識もほとんどなのですが(忘れてることも多いので新鮮な気持ちで学習中!)、その作業を毎日やることで、自分のヨガティーチャーとしての意義を再確認している感じでしょうか。
ちょっとずつ自分の中で変革が起きている感触です。一方で、スマホを見る時間が以前より減っている気がします。だから、Instagramにアクセスすることも減りました。時に、情報を得られず、知らなかった!ということもあるのですが、逆に、心が忙しくなり過ぎないことが、自分に向き合う時間を可能にしている気がします。
*写真は新潟市から見た夕方の日本海です。珍しく晴れた日でした(笑。
このまま春が来てほしい(^^)