先日、True Natureでのクラスのときに、ちょっと宣言しました。
「立春も過ぎましたし、ここから2ヶ月くらいは、”巡り”にフォーカスした陰ヨガをします。」
と。軽く中医学でいうところの春の内臓と役割を説明して、プラクティスに入りました。皆さん、結構フムフムと聞いてくださってました。ということで、”巡り”をテーマに4月末くらいまで展開しようと思います。
巡りについては、ジュノスタイルのウェブサイトでもコラムで書きました。できるだけ凝りを無くしてほしいなって思っています。(記事は⇒こちら)
凝っていることは気も巡らないし、気が塞がれば気分も影響されます。男性は短気になったり、女性は生理痛を起こしたりといいことがないです。健康のためには、凝りとはバイバイしたいですね。
先日、来日していたメディテーションのデイビッドの講義の中で、仏教の基本的考え方に”健康体であること”は基本であるという話がありました。だから、メディテーション中に眠くなったり不調だったりしたら、まずはカラダを整えろということです。
ヨガは、メディテーションの準備だとよく言いますが、私はいくつかの理由でその意見に賛成です。ヨガは、それだけやれば健康になれる訳ではないけれど、ヨガをすることで、以前よりカラダに注意を払うようになったり、食事や睡眠に気をつけるようになったりすることで、全体的にライフスタイルが整ってくるという効果があると思います。
実際、私も、ヨガのおかげで、20代のOL時代にあれだけひどかった生理痛が、今はほとんどありません。健康に対してどん欲になり、日々の生活を気をつけるからです。
ヨガの役割の一つに”巡りを促す”というのがありますが、特に、陰ヨガが得意とする”巡り”へのアプローチは、心身のリラックスをもたらすことでしょう。陰ヨガといったら、ここに尽きるのです。飽きるかもしれませんが、
「もうこれしかない(笑!!」
というくらい、ここです(^^)v
だから、戻るところであるわけです。毎日戻るベッドがどっか行ってしまっても困るし、ベッドが活動の場になってしまっても困ります。陰ヨガとはそういうヨガだと思います。
巡り。頑張りましょう!巡りのない人、是非、陰ヨガのクラスにいらしてください。
ちなみに、”巡り”のあるカラダが、太陽礼拝などしなやかに動きをもったときは、とても美しいのですよ。